モテるヌナ-JHside- ページ25
「新しいマネージャーさん綺麗だし可愛いよなぁ…」
「え、お前も?!俺狙ってるんだけど!」
「無理無理!俺こないだ食事誘ったら、断られたから!」
「とりあえず連絡先でも今日は手に入れるよ!」
はぁ…
俺は練習室の隅で割と丸聞こえな噂話をするバッグダンサー達の話を不快に聞いていた。
正直集中出来ないし、
Aさんを変な目で見ないでほしい(←)
君達。
Aさんの最推しは俺だぞ。(←)
そう勝手に自分が不安にならないように言い聞かせる。
これがどういう感情なのかは分からない。
けれど、ファンを取られたくないのは皆んな同じだよね?
そんなことを考えながら鏡の中の自分を見つめて振り付けをひたすら身体に叩き込む。
鏡越しにさっきの男達の反対側でパソコンを叩くAさんを見る
仕事モードに入っているAさんは、俺も含めて色んな男性からの視線を受けているとも知らずに綺麗な長い脚を組んで眼鏡をかけてパソコンの画面に釘付けになっている。
まさに「出来る女」って感じだ。
そんなAさんにさっきの男達の1人で1番その中でも女好きそうなやつが声をかける
話している内容は聞こえない。
だがAさんは携帯をとる素ぶりもなく、笑顔で首を振って何かを彼に言うと男はすんなり離れて言った。
ほっと胸を撫で下ろす。
どうやら相手にもされなかったようだ。
Aさんはモテる。
ヒョンマネから聞いた話だと、
学生の頃は何度もスカウトされていたとか…
うちの会社に入ってからも
見た目はもちろん、持ち前のコミニュケーション力の高さ、何より誰にでも優しいAさんは好かれないわけがない!とヒョンも言っていた。
ヒョンマネ「でもな、1つだけ欠点というか…あいつは重度のオタクだ!!アプローチしても推しに人生捧げてると言われて何人も振られてる」
急にその言葉を思い出して、
思わずにんまりする。
そう。
だってこの俺がその推しなのだから。
嬉しくないはずがなかった。
『はい!じゃあ次はホシ、ジョンハン、クプス、ドギョム。まず4人振り確認するぞ』
今回のダンス講師に名前を呼ばれる。
いつもこの時が少し緊張する
しかもホシと一緒だ。
必死に着いていかないと遅れをとっているように見られる
メンバーの怪我-JHside-→←可愛い2人-JSside-
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noa(プロフ) - yuyu...さん» コメント嬉しいです!ありがとうございます!今週更新させて頂く予定です♪お待ちくださいませ^ ^ (1月31日 9時) (レス) id: 5d007d36dd (このIDを非表示/違反報告)
yuyu...(プロフ) - とても楽しく読ませて頂いてます!続き楽しみにお待ちしてます♡ (1月31日 8時) (レス) id: b3f7a1a281 (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 、さん» ご指摘ありがとうございます!見落としておりました。只今外させて頂きました! (1月18日 13時) (レス) id: 5d007d36dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:noa | 作成日時:2024年1月17日 15時