推しを守らせていただきます。

可愛い2人-JSside- ページ24

いつもより人の少ないバンの中揺られながら、
僕は一つ空間を開けて隣にいる
微笑ましい2人に思わず目がいく


窓側にいるジョンハンがうたた寝し始めたのだ。
Aヌナの肩に何度も乗りそうになるものの

それをヌナが一生懸命さりげなく避けている

ジョンハンが隣に他人がいて寝るなんて…
しかも女性がいて…

微笑ましいったらない。


A「(っやーっ！…なに笑ってるの！)」

その気持ちが表に出てしまっていたのか、
ヌナとばっちり目が合う

小声でヌナに叱られてしまった。笑


思わずその気持ちが表情に出ていたらしい。


「肩で寝かせてあげてください！」

A「そ、そんなの息が出来なくなるわ！///」
想像したのか耳まで真っ赤にしてるヌナ

オタクというものは…
ファンというものは…
caratというものはこれだから可愛いし、愛おしく想う


後でジョンハンに話さなきゃな！


僕は2人の間に流れる安らかな雰囲気が居心地が良いと感じる


こんなにも大切な人が、安らかな表情で眠ってるのが嬉しかった。

A「というか…私の希望としては…」
急に真剣な声になるヌナ。

「希望？？」

A「2人が隣で寝てる姿が1番見たいんですけどね！！！！」
さっきの恥ずかしいそうな表情はどこへやら。

瞳をキラキラさせて言うヌナ

「ヌナの視界に、僕いりますか？！？！」
ヌナは熱烈なハニペンだ

僕はそこに必要なのか？？

A「あのね…ハニペンにとってジスハンは大好物に決まってるのよ！しかもね…しいて言うなら…シュア…、あなたは私の2推しよ！」

「に…？2推し？？？？」

そんなことが存在するのか…。

2番目に好きということ？？

A「そうよ！！！2推しって複雑なのよ！！でも本当に最推しと2推しの見所が被ったりした時なんて本当に大変なんだから！あーなんで見たい人を2人作ってしまったのかしらって…かと言ってね、2推しに救われる時って結構あるのよ。最推しがあんまりクローズアップされなかった時に、2推しがいてくれると許せるの！まぁでも、カメラワークが最悪な歌番組で両方の良い所を写してくれない時は、あーもう誰！私がカメラマンだったらもっと上手く出来るわ！ってなったり…


今までで1番饒舌なヌナにびっくりした(笑)

そして素直に可愛いと思った。

可愛くて、素直で、感受性が豊かで、
女性としての強さがあって綺麗なヌナはやっぱり最高の僕たちのマネージャーだ。

モテるヌナ-JHside-→←推しの隣

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す