検索窓
今日:3 hit、昨日:14 hit、合計:21,075 hit

10 ページ10

蓮 side .









最初見た時は、ちっさくて可愛らしい子やなって思った。
同じ関西出身てこともあって意外とすぐ仲良くなれた、と俺は思ってる。



一通り案内して食堂まで着いてきてもらって
いつものからあげを注文した。

お腹すいてないって言ってたクセに俺が注文したからあげをじーーっと見つめるAが可愛すぎてつい
あーん、とかしてしまった。


会って数時間の男からあーん、なんかされても
食べるやつおらんよな。笑





__________ぱくっ




え…食べた?嘘やろ?普通食うか…?




「…美味しい!って…蓮?」




Aに名前を呼ばれて我に返る。




「俺、ちょっとトイレ!」




恥ずかしすぎて居てもいられんくなって、走ってトイレまで駆け込んできた。



無理や…俺この先こんなんでやっていけんのか?
理性ぶっ飛んでまいそうや…あかん…。






なんとか気持ち落ち着かして、Aの所に戻ってる途中、智之さんが居ることに気づいた。


めちゃくちゃ楽しそうにニコニコしながら話すAに、なんかちょっとだけ腹たった。




菅野さんが俺に試合見ていくか聞いてきたけど、
事務作業結構溜まってるからなるべく早く今日は帰りたいんやなあ…なんて思いながらAに目を向けると
試合見たいですって顔に書いてるんかってくらい行きたそうな顔してたもんやから、
今日は帰りますなんか言えるわけなかった。




見て帰る?って聞いたら、ものすごい笑顔で答えるA。



あぁ、頼むから俺以外にその笑顔見せんといて…

なんて思ってしまう俺はもうコイツにハマってしまってるんやな



なんて思った。







11→←9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
129人がお気に入り
設定タグ:読売GIANTS , 坂本勇人   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:向日葵 | 作成日時:2021年4月22日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。