それはきっと (ページ7)

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そんなの私の答えは一つしかないわけで

にやける顔を抑えながら

「もちろん、よろしくお願いします｣

と、そう言い優吾に抱きついた

それをおぉ！と言いながらも受け止めてくれた優吾に

そっと触れるようにキスをした

それから半年ほどは前と変わらず

たまに遊んだり、ご飯に行ったりと言う日々を過ごした

前と変わったことは

デートの時に手を繋ぐようになったり

遊んだらそのままお泊まりしたり

なにより普段人を入れない優吾の家に入れてもらえた時は

あ、ちゃんと彼女なんだなと嬉しくなった

付き合って半年経った頃に

いつも通り優吾の家で映画を見ていたら

優吾から同棲をしないかというお誘いがあった

『俺もっとAと一緒にいたいからさどうかな？』

と、ちょっと不安そうに聞いてきた

それがなんか可愛くて

「あー同棲ね。同棲かー｣

なんて渋い反応をしてみたら

『あ、いや嫌ならいいよ。全然。うん、大丈夫』

なんて悲しそうに言うから

「嘘だよ！しよー同棲」

って言って抱きついてあげた