→ ページ11
『先の合宿や、護衛に入ったばっかの時の
呪霊襲来は呪いの被害としてはとても優しい
ものだ。
実際の現場はもっと凄惨。
呪いに攻撃されて、死体が見つかれば
まだ御の字。
死体さえ見つからない時もある。
四肢がもげる程度で済んだら土下座して感謝
もんだよ。
そんな現実も知って貰わないとね。
そんな事聞いてません、はいそうですか、
で失った命や腕が戻っては来ない。
それくらいの緊張感を持ってもらわないと。
この現実を伝えたら君達はきっとショックを
受ける。
だから頑なに呪具は貸さなかったんだよ。』
皆が神妙な顔をしていた。
『教師の皆さんも分かって頂けましたか？
一応条件をのんでもらったので呪具は貸しま
す。
でも生徒には触らせない。
もう、何も知らない子供が死ぬのはうんざり
だ。』
…………理子ちゃんや、あの子達みたいになってほしくない。
緑「…刹那先生？」
『生徒の皆も、分かったね？』
雄英「……はい！！」
『イレイザー、校長。』
私は影のポケットから呪具をだす。
『高専の呪具は高専の術師の物です。
なので私の私物を貸します。』
相「2つ、ですか。」
『はい。B組も襲われる可能性大なので。
向こうの生徒に説明してる時間ないので
呪具の存在は内緒にしてて下さい。』
根「すまないね。刹那先生。
事情を露知らず。」
ネズミは無視してイレイザーに呪具を渡す。
今回渡すのは鎖型の呪具と、釘バットの形を
した呪具。
『特級呪具、万里ノ鎖。
こちらはイレイザーに。
こっちの端を相手に見られない限り、どこま
でも伸び続ける鎖です。
そして同じく特級呪具、蓋然。
形でわかると思いますが、殴るに特化した
呪具です。こちらはブラドキングに。
どちらも5億以上するんで。
なくしたら個人的に請求します。』
さて、帰るか。
『今日はもう失礼します。
悟が出張から帰る日なので。』
相「…マジで何者だこの人…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 201人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かげ - ももさん» ももさん、ありがとうございます!コメントが温かくてとっても嬉しいです!更新再開したので是非また読んでくださいね！ (2020年5月19日 21時) (
レス) id: 5a3acdf74d (このIDを非表示/違反報告)
もも - これからも、お身体に気をつけて、出来る時で良いので更新頑張ってください！！応援してます！ (2020年5月7日 10時) (レス) id: 142b1e36a3 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 凄く面白い作品なので毎日毎日更新されてるかなぁと楽しみにさせていただいてます！設定がしっかりしてて、細かく丁寧な所や、ちょっとした矛盾などで、ん？、となることがないので主さんが適当に書くのは嫌と言っているのに凄く納得してしまいましたw (2020年5月7日 10時) (レス) id: 142b1e36a3 (このIDを非表示/違反報告)
かげ - ユリさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年4月28日 13時) (レス) id: 5a3acdf74d (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 続き気になります。更新頑張ってください (2020年4月28日 11時) (レス) id: ba2a71100d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かげ | 作成日時：2020年4月27日 8時
