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九「そもそも君は五条くんが好きなんだろう？ならなんの問題もないじゃないか」
『それが大アリなんですよ
というか好きな訳ではありません』
九「何故？」
『上の言うとおりに結婚なんてしたら、ますま
す調子つくでしょう』
九「そうじゃない。
五条くんへの君の気持ちだよ」
『嫌いじゃない。それだけです。
そもそも教師と生徒ですよ？そんな気持ちは
ありませんし』
九「君はもう少し自分の気持ちに素直になる
べきだな」
『……なんの事やら』
この人は昔から訳のわからない事を言う
『そもそも論をするつもりはありませんが、
第一姉さんの破天荒さが招いた種ですよ』
九「そればっかりはすまないと思ってるよ」
『どうだか』
それから暫くの間、姉と酒を呑んだ
九「由衣、もうそろそろ出ようか」
『ですね…』
九「大丈夫かい？」
『少し酔いました…』
九「珍しいね。君ザルだろ？」
『こんなになったのは久し振りです』
九「まぁいいか。迎えは呼んでおいたよ」
『伊地知さんですか？』
九「いや、君の婚約者」
『……何してくれてるんですか？』
九「ほら、来たよ」
『無視ですか？』
九「やぁ五条くん。悪いね」
五「呑ませたんですか？九十九さん」
『酔ってないです』
九「すまないね、久し振りの再会で気分が
上がってしまって」
五「はぁ……由衣、帰るよ
あとなんでスーツなの……」
『姉さんと呑むときはいつもこうです』
五「まぁいいや。帰ろう」
『はい……』
九「じゃあね由衣、君はもう少し素直になりな
ね」
姉はバイクに乗って帰っていく
そして五条先生は私を抱えた
『歩けます…』
五「宮城まで歩くの？死んじゃうよ」
『それならそれでいいですよ…』
五「……悪酔いしてるね。掴まってて」
私が先生に掴まると、五条先生は私ごとホテルに"飛んだ"。
五「ほら座って」
『すみません…』
五「お水のんで」
『嫌です……』
五「…………」
五条先生が近づいてくる
急に水を飲み始めた
『五条先生…なにして、っ…、ん…………』
口に水が入ってくる
所謂口移し
『………酔ってます？』
五「それは由衣の方でしょ？」
目線を無理矢理合わせられる
五「なんかあった？」
『なにも』
五「六眼に隠し事通じると思う？
言うまで離さないよ」
『関係ないでしょ』
五「関係なくないよ。僕は由衣の婚約者だ」
"婚約者"という言葉に酒で回らない頭が反応する
『やめて下さい、それ』
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かげ - みゆさん» 教えてくれてありがとうございます！その点については私も先日気が付きましたので!から気づく範囲で変更を致しました。まだ変えられていないところがあれば教えて頂けると助かります (2021年3月18日 12時) (
レス) id: 5a3acdf74d (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 加茂さんの字多分間違ってます。加茂憲紀です。憲倫は、他に呪術廻戦のキャラでいるので (2021年3月16日 22時) (レス) id: e6632e9ea7 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶蘭 - 続きみたいですー！ (2021年3月8日 23時) (レス) id: 886b8c14d7 (このIDを非表示/違反報告)
三隣亡 - とても面白いです！！これからも頑張ってください！続きを楽しみにしてます！ (2021年3月8日 18時) (レス) id: 9280cade43 (このIDを非表示/違反報告)
かげ - アップルパイさん» ありがとうございます！期待に添えるよう頑張りますね！ (2021年1月31日 2時) (レス) id: 5a3acdf74d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かげ | 作成日時：2021年1月21日 12時
