人を救う側★7話★ ページ35
Aside
『織田作さんッ！！』
太宰さんが、いた。
此方をみて、驚いたように目を見開く。
織田作さんは、優しく微笑んでいて。
『無理しないでって…言ったじゃないですか…』
織田作「悪いな」
聞こえるか、聞こえないか程度の掠れた小さい声。でも、私にはちゃんと聞こえていた。
織田作「A、太宰。人を救う側になれ」
『っあ…』
織田作さん…いなくなっちゃうんだね…
さよなら…
その後のことは、あまり覚えていない。
小春「間に合わなかった…」
そう言いながら、皆、泣いてた。
ﾟ*｡:ﾟ .ﾟ*｡:ﾟ .ﾟ*｡:ﾟ .ﾟ*｡:ﾟ .ﾟ*｡:ﾟ
『ねぇ、皆一寸聞いて欲しいんだけど…』
小春「どうしたの？」
一華「A？顔色が…」
『大丈夫…落ち着いて、聞いてね。』
小春「うん」
『私達、太宰さんと一緒に探偵社に行く。だから、ポートマフィアを辞める』
小春「え…」
一華「私達って、渚と一緒に？」
『そう。』
渚「私ね、Aがやっていけるか心配で…それに、私は…私はっあの、あーうまく言えないっ」
一華「本当に…」
小春「本気なの？」
『本気だよ』
渚「本気！」
一華「なら、いいと思う。私達は応援する」
『有難う〜っ』
渚「良かったー」
一華「で、どうするの？」
渚「まず、紅葉さんに此処を辞めることを言って、それから太宰さんについていくことを伝える」
小春「分かった。頑張って！」
渚「ありがと！」
『行こっか』
渚「うんっ！」
渚「…という事があって、私達…ポートマフィアを辞めます、と言うか抜け出します。ごめんなさい」
『ごめんなさいっ』
紅葉「大丈夫じゃ。いろいろ考えてのことだろう？それなら否定はしない。」
『有難うございます…』
嗚呼、今日はお礼言ってばかりだな
紅葉「太宰のところに行くんだろう？」
渚「はいっ！また、いつか！」
紅葉「また。」
『太宰さん。私と渚、太宰さんについて行きます』
太宰「探偵社に、という事かな？」
『はい。』
太宰「それは…決して、楽ではないよ…？」
『分かってます』
太宰「どうして、そんなに…」
『太宰さん。私達は、本当は────』
────人を救える人間に、なりたかった
────
「ばいばい！」
「また会えるっ」
「此処は…？」
「やっぱり…」
「嗚呼、本当どうしよう」
────
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蜂蜜 雨花(プロフ) - バナナさん» バナナぁ！！！バナナがいるぞぉぉぉ！！！ふおおおおお！！！ (2017年12月13日 22時) (
レス) id: be625ac845 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ@Mikoto(プロフ) - バナナさん» 有難う！ (2017年12月13日 9時) (レス) id: ab35abbbd7 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 面白いです！ガチで (2017年12月13日 9時) (レス) id: 203f2c4b85 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ@Mikoto(プロフ) - 海松ミルさん» そうなんですか！(;°ロ°)直しときます！ (2017年11月2日 6時) (レス) id: ab35abbbd7 (このIDを非表示/違反報告)
海松ミル - 太宰さんは幹部になったの１８んときだから、四年前とかに修正した方が良いぞ… (2017年11月2日 6時) (レス) id: c6f843df75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ@Mikoto | 作成日時：2017年10月23日 15時
