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人を救う側★2話★ ページ30

小春side

『おーはよっA〜っ』

A「おはよ」

一華「どーした?元気ない?」

A「なんでもなーい」

渚「気にしてんの?昨日の」

嗚呼、そうか。ミミックか。
織田作さんか死んでしまうことを気にしているのか。
そういえば、前に男の人と話せたって喜んでたな。織田作さんと、安吾さん。

そうだ。

『ねえっ!私達が協力して、先に向こうの首領を倒せばっ織田作さんは死なないんじゃないか!?』

渚「そっか!そうだよ!私達なら未来を変えられる!」

一華「でも、そう簡単にいくの?相手は未来予知で、自分の力に対応できる、骨のある敵を探してるんじゃない。異能力を持たない、ある意味一般人の私達と戦ってくれるかな」

渚「確かに…あの芥川君を相手にしなかったんだしね…」

一華「結果は…変わらないんじゃない…?」

A「そうかも…でも…やってみないと分かんない…」

『そっか…じゃあ皆で作戦考えよ!』

A「ううん。いい。私1人で何とかする。命に関わるから…私の事情で皆の命を危険にさらすなんてできないよ」

『は…何言ってんの…』

確かに、そうかもしれない。
でも、今までずっと一緒にやって来たのに今更そんなこと言うのかよ!?

『バカじゃ────』

渚「バッカじゃないの!?今まであんなに人を殺してきて!そんなこと今言う台詞じゃないだろ!」

A「だっ…て…」

一華「私達は、協力しあっての強さがあるの!そうでなくても私は協力したい。」

A「っ」

『泣くなよ〜』

A「ありがとっ…作戦、考えよっか!」

「「おうっっ!」」

やっぱり、こうでなくっちゃね!私達がくよくよしてるなんて、可笑しい!

─────────────────────

太宰「首領。どういう事ですか。」

首領「私は、これが最適解だと思ったのだよ、太宰君」

太宰「でも、分かりません。何故、いきなり彼女達をミミックとの戦いに参加させない、という結論に達したのですか」

首領「彼女達はマフィアにとって、重要な戦力となる。だが、恐らく…彼女達は先回りしてミミックの長を倒しに行く。そうすると」

太宰「そうすると、彼女達が危ないかもしれない…」

首領「そこで、織田君に全てを任せたい。」

太宰「全てを、とは…」

首領「向こうの長を、倒させる。」

太宰「それでは、織田作が────」

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蜂蜜 雨花(プロフ) - バナナさん» バナナぁ!!!バナナがいるぞぉぉぉ!!!ふおおおおお!!! (2017年12月13日 22時) (レス) id: be625ac845 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ@Mikoto(プロフ) - バナナさん» 有難う! (2017年12月13日 9時) (レス) id: ab35abbbd7 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 面白いです!ガチで (2017年12月13日 9時) (レス) id: 203f2c4b85 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ@Mikoto(プロフ) - 海松ミルさん» そうなんですか!(;°ロ°)直しときます! (2017年11月2日 6時) (レス) id: ab35abbbd7 (このIDを非表示/違反報告)
海松ミル - 太宰さんは幹部になったの18んときだから、四年前とかに修正した方が良いぞ… (2017年11月2日 6時) (レス) id: c6f843df75 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チョコ@Mikoto | 作成日時:2017年10月23日 15時

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