人を救う側★1話★ ページ29
Aside
『わー！ポートマフィア久しぶり〜！』
小春「何故ハイテンション…」
『なんとなくー？』
一華「変人…」
『あっ太宰さーん！』
太宰「嗚呼、丁度よかった。」
『え…？』
太宰「君たちに、話したいことがあるんだ。」
一華「なんですか…」
太宰「いいから。」
渚「分かりました。」
小春「渚…？」
太宰「行こう。」
渚「此処で…？」
着いたところは太宰さんの部屋。
私の部屋でもあるんだけどね
太宰「君達に、参加してもらいたい戦いがある。」
『4人で、ですか？』
太宰「そうだよ。」
一華「楽しそうじゃん！」
小春「ね！で、どの組織との？」
太宰「…ミミックとの、だ。」
『っっ────』
嗚呼、そうか。そうなのか。とうとう来てしまうんだ。織田作さんとのお別れ。
『絶対参加ですか』
太宰「嗚呼。首領からの命令だ。」
『…分かり、ました』
太宰「話は終わりだ。帰っていいよ。」
一華「じゃあ、ね。」
皆、心配そうな視線を向けてくれるけど、答える余裕なんてない
『太宰さん…今日、また、バーに行かせてくれませんか』
太宰「いいが…いい、よ。」
『有難うございます…』
太宰「行こうか。」
織田作「来たのか」
太宰「嗚呼」
『久しぶりです、織田作さん』
織田作「久しぶりだな」
『今日は安吾さんは来ないんですか？』
どうしたの、なんで黙るの？
『あの…あっ…』
蘇る、たしかあの日見たアニメでは。
安吾さんが密会に行ったという嘘をつき、それを太宰さんは見抜いたのでは。
まさか、もうそんな時になっていたのか
となると、もう安吾さんは滅多に現れない…
太宰「気づいたようだね…」
『あの、今は何処まで…』
太宰「織田作が安吾の部屋で狙撃されかけたあたり…と言えば、分かるかな」
『…大体は。』
嘘。本当ははっきりと分かる。黒の時代の話は好きで何回も見たから。
織田作「どういうことだ？」
太宰「この子は色々あって未来を知っているんだよ」
織田作「そうなのか」
『ん…ふぁ〜』
太宰「そろそろ帰ろうか」
『はい…』
織田作「またな。」
『はい。ま…た…』
あれ。なんで、濡れてるの？これは───涙？
っどうして？そうか。これで、最後なんだ屹度
さよならなんだ、織田作さんと
織田作「どうした？」
『…だけは。無理だけは、しないで下さい…！』
織田作「嗚呼。有難う。」
『さよなら。』
織田作「嗚呼」
帰ってベッドに入ったら、また涙が溢れてきた
お別れは嫌だ
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蜂蜜 雨花(プロフ) - バナナさん» バナナぁ！！！バナナがいるぞぉぉぉ！！！ふおおおおお！！！ (2017年12月13日 22時) (
レス) id: be625ac845 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ@Mikoto(プロフ) - バナナさん» 有難う！ (2017年12月13日 9時) (レス) id: ab35abbbd7 (このIDを非表示/違反報告)
バナナ - 面白いです！ガチで (2017年12月13日 9時) (レス) id: 203f2c4b85 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ@Mikoto(プロフ) - 海松ミルさん» そうなんですか！(;°ロ°)直しときます！ (2017年11月2日 6時) (レス) id: ab35abbbd7 (このIDを非表示/違反報告)
海松ミル - 太宰さんは幹部になったの１８んときだから、四年前とかに修正した方が良いぞ… (2017年11月2日 6時) (レス) id: c6f843df75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ@Mikoto | 作成日時：2017年10月23日 15時
