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二宮「A？」
A「あっ、ハイ！」
考えてた私にニノがニッコリと微笑む。
(あーん！この顔好き♡)
二宮「コレくらいは許してね？(笑)」
A「？？」
何のこと？
って思ってるうちに―――、
ニノの唇が、私のに、触れた。
A「(||ﾟДﾟ*)ﾋｨ!」
二宮「ふふ。(笑)」
咄嗟に両手で口を抑えたけど、
コレって、
恋人同士として不自然な行動になるのか、な？？
“しまったっ！”って思ったから、
周りをソッと確認したら、
私以外にも、息を飲んでる人がいる……。
A「ニノ、二宮さんっ、見られた。見られたよ！」
二宮「そうだね〜。見られちゃった♪」
A「い、いいんですか？((ヽ(ﾟ〇ﾟ;)ｵﾛｵﾛ(;ﾟ〇ﾟ)ﾉ))」
二宮「別にいいんじゃない？(笑)
イヤだった？？Aは。」
A「えっ…？あの、イヤでは……。」
二宮「そ♪よかった。」
「じゃぁ行こっか♪」って言って笑顔のニノが私の手を取る。
指を絡めて手を繋ぐと、
ビュッフェスタイルの会場の中を歩き出した。
「何食いたい？」なんて、料理を選ぶラブラブカップルを装いながら、
『いつから付き合ってるの？』とか、
『どこで出会ったの？』とか、
そう言うことを聞いてくる人の対応をする。
興味津々で聞きにくる芸能人に有名人。
普段スキャンダルを恐れてる人達でも、
こう言う話題は好きなんだ…。
そんな人達の質問のほとんどをニノが、
『まだ短いもんだよ。』とか
『俺がナンパしたの。』とか、
『この人、こう言うとこ初めてだから苛めないでよ。(笑)』とか言いながら、
適当に答えてくれて、私は基本、笑顔を作るだけ。
それでも私達の関係を怪しむ人もいて、
(ソレはひとえに私のせい、なんだろうけど…。)
そう言う人にはニノがニッコリと笑って、
二宮「コレでどう？」
私にキスをする。
……すごく恥ずかしい…。
けど――――、
なんだか、“特別な人”になった気がしていた。
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作者名：１２(とうふ)の角(かど)に頭ぶつけ隊
x他3人 | 作成日時：2013年12月3日 12時
