■04. ページ4
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二宮「河原……さんだったよね？」
A「はい///覚えててくれたんですね///」
二宮「あ〜〜〜〜……うん。Aさん、ってのもちゃんと覚えてる。」
二宮くんの言葉に
頭ん中が天国にでも行っちゃいそうなぐらい
嬉しくて
緩みっぱなしの顔が恥ずかしくて
隠すように両手で顔を覆った
二宮「どしたの？歯痛いの？」
A「いや……そ、じゃなくって……。」
二宮「いい歯医者知ってるから、紹介しようかと思って。」
A「歯は、大丈夫です。」
二宮「そう？」
振り向いた笑顔が
キラキラ輝いて見える
一生使わなきゃいけない歯の心配までしてくれるなんて
なんて優しい人なの、二宮くん
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二宮「ほら、そこにいるよ？わんこ。」
A「……へ？わんこ？」
二宮「あれ？大野さんちに子犬もらいにきたんだよね？」
A「もらうのは……まだ決めてませんけど……。」
二宮「そうなんだ？残り2匹〜〜とか言って浮かれてたんだけどなぁ。」
A「違いますよ！生まれたから見においでって……って言われただけで……。」
二宮「なんだぁ。せっかく飼い主が見つかったと思ったのになぁ。」
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リビングの隅に
わんこ用の柵が組まれていて
二宮くんはその中にいた一匹を
ひょいっと片手で抱き上げた
顔の高さまで持ち上げると
子犬はペロッと二宮くんの鼻の頭を舐めた
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二宮「可愛いよねぇ、こいつ。うちで飼ってやりたいんだけどさぁ……。」
A「……はい。可愛いすぎます////」
子犬に向かってデレデレの二宮くんに
二宮くんにデレデレの私がきゅんきゅんしてる
子犬の愛らしさよりも
二宮くんの方が
断然可愛く見えちゃうのは
気のせいだけじゃない……よねぇ？
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作者名：１２(とうふ)の角(かど)に頭ぶつけ隊
x他3人 | 作成日時：2013年12月3日 12時
