10話 ページ11
2日なんてあっという間に過ぎ、10月5日の朝になっていた。
端的に言うとぬくい…………
温かくて二度寝をしそうになる。でも、今日は大樹くんも起きてくるはずだし起きないと……そういやなんでこんなにぬくいんだ？もう10月だし、この頃寒いはずなのに…
と思い、体を起こそうと………？………ん？動かない？それにお腹辺りに巻きつく見覚えのある手が見えた。手？_____
後ろを振り返ると千空さんがいらっしゃいました………
『!?な！離してください！！』
「…………あﾞあﾞ？うるせえ、ちょっと黙ってろ」
寝起きのためか、声が掠れていてかっこいい！………じゃなくて！！！
『うるさいとかの問題じゃありません！！』
「そうゆう問題だろ」
『いいから離してください！！そろそろ心臓が止まります！』
ちょっと動きを止めた後、千空さんが手を緩める。やっと抜け出せる！そう思い気を抜いた瞬間、勢いよく腕を引かれ寝ている千空さんの胸に飛び込む。
『っわふ、何するんですか！！』
「別にいいだろ、カノジョなんだから？」
バカにしたように千空さんが言う何か文句でも言ってやろうと思い顔を上げると……千空さんのお顔が目の前に………ああ、今日が命日だなんて。
体中の血液が茹で上がる。きっと顔真っ赤何だろうな……
急に体温が上がったことに脳が異常を起こし、目の前が暗くなる………
ああ、千空さんの前で倒れるの、何回目だろうか……………
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時雨 - ユラさん» コメントありがとうございます！おもしろいって言っていただけてすごく嬉しいです！更新、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2020年2月22日 16時) (
レス) id: a5d4c9a715 (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 滅茶苦茶おもしろいです！千空カッコいい……！！ (2020年2月21日 16時) (レス) id: 98acb8ec1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：時雨 | 作成日時：2020年2月1日 3時
