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youside_















あの日から3日後。







祐希今日の夕方ぐらいに帰る予定ー







と祐希からLINEが入った。


そしてさっき、







祐希今から帰ります







とLINEがきた。


その文字を見てから、柄にも無くソワソワしてしまう。







『最初って何て言えばいいんだ…?

 やっぱりお疲れ様?

 …い、いやいや、そこは無難におかえりだよね、』







と独り言を淡々と呟く。


すると、ピンポーンとチャイムが鳴った。


急いで玄関へ行き、ドアを開けると4日ぶりの祐希がいた。







『祐希、おかえr』







………一瞬、何が起きたのかわからなかった。







「…………………ただいま、」







……祐希の声が耳の後ろから聞こえてくる事でようやく今の状況を理解した。


私もゆっくりと祐希に腕を回す。







『…うん、おかえり』







いつまで経っても弱まらず、逆に強くなる祐希の腕。







『………祐希?』


「………………………」







何も言わない祐希に問いかけても返事はない。







『…とりあえず、手洗って着替えよ?

 リビングでいるから』


「…ん」







ようやく祐希は私に回していた腕を解いた。


そして靴を脱ぎ洗面所に向かった。















ガチャ、とリビングのドアが開く。







『あ、祐希。

 お茶でいい?』


「うん、」







いつもはキッチンに来る祐希だけど、今日はそのままソファーに座った。


二人分のお茶を注いで持っていく。


ローテーブルにお茶を置いて祐希の隣に座ると、祐希はこっち、と自分の膝の上に私を座らせた。


そしてまた抱きしめられる。







『………………………』


「………………………」







少し無言の時間が続く。


すると、祐希が口を開いた。







「………負けたなぁー………………」


『……悔しい?』


「そりゃ悔しいよ。

 金メダル取りたかったし」


『………うん、』


「…Aにもかけてあげたかった」


『え、その気持ちだけで十分です』


「俺はかけたいんですっ」







少し拗ね気味で言われる。







「………でも、やりきったと思う。

 そりゃあ金メダル取りたかったし悔しい以外の何もないけど…

 あんまり後悔してない」


『………そうなの?』


「うん、」







そう言って祐希は話し始めた。







.→←お疲れ様



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あい(プロフ) - 初めまして。このお話めっちゃ好きで楽しく読ませていただいてます!物語としての続編楽しみにしてます! (2021年8月15日 23時) (レス) id: 7100440958 (このIDを非表示/違反報告)
meizhiliuabu(プロフ) - 初めまして!お話良かったです。物語として読みたいです( ^ω^ ) (2021年8月14日 23時) (レス) id: 04a7ecc0d4 (このIDを非表示/違反報告)
椎菜(プロフ) - はじめまして。終盤物語として構成されていたのが良かったように思います。貴方様の書くものが見たいので、どちらでも構いません。続編を楽しみにしています。物語風に進めていたのが無意識なのであれば、しっかり構成を練るともっと良くなるのではないかと思います。 (2021年8月14日 0時) (レス) id: c510c0ee56 (このIDを非表示/違反報告)
ちむちむ(プロフ) - はじめまして!!物語としての続編読みたいでーす!! (2021年8月13日 19時) (レス) id: 21389ca6f5 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 初めてコメントします。楽しく読ませて頂いています。物語としての続編楽しみにしています! (2021年8月13日 10時) (レス) id: e9bb718a53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五夏 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年7月28日 21時

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