風邪 ページ21
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yukiside_
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朝、いつもとは違う熱を持った何かに違和感を覚えて目が覚める。
ふと横を見ると、いつも先に起きて朝ご飯の準備をしてるAがパジャマのまま寝ていた。
まさかと思ってAのおでこに手を当てると。
「あっつ、」
異常な熱さに思わずびっくりする。
とりあえず起こさないと。
「A、A起きて。
熱あるよ、しんどいんじゃないの？」
『ん………………、』
声をかけるとゆっくりと瞼が持ち上がる。
「おはよう、A。
熱計ろう」
『うん…』
「体温計って救急セットの中？」
『………ん』
返事の仕方からして、結構しんどそう。
急いで体温計を取ってきて熱を計ると、予想通り高熱だった。
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簡単な朝食を食べ、練習に行く用意を済ませる。
Aにお粥を作って持っていっても、食欲が無いのかあまり食べなかった。
おでこに冷えピタをはって薬を飲ませた。
「A、熱あるから今日仕事休みなね。
俺練習あるから行かなきゃだけど、無理しちゃダメだよ」
『………ごめん』
「こら、謝らない。
とにかく、安静ににとくこと。
おっけー？」
『………ゆうき、』
しんどそうに俺の名前を呼ぶ。
「なに、どしたの」
『………はやく…かえってきて？』
「う″っ…！」
………そう、Aは熱を出すと意識が朦朧としているのかものすっっっごく甘えたになる。
まあ俺にとっちゃ超ラッキーなんだけど！
心配だから嬉しがれないんですっっっ！！
つらい。
「うん、出来るだけはやく帰ってくる。
ちゃんと待っててよ？」
『………ん、やくそくね』
「はあー、Aはやくよくなりますように、」
ちょっとこれ以上は俺の心臓がもたないので、軽くぎゅっとしてベッドに寝かせて家を出た。
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あい(プロフ) - 初めまして。このお話めっちゃ好きで楽しく読ませていただいてます！物語としての続編楽しみにしてます！ (2021年8月15日 23時) (
レス) id: 7100440958 (このIDを非表示/違反報告)
meizhiliuabu(プロフ) - 初めまして！お話良かったです。物語として読みたいです( ＾ω＾ ) (2021年8月14日 23時) (レス) id: 04a7ecc0d4 (このIDを非表示/違反報告)
椎菜(プロフ) - はじめまして。終盤物語として構成されていたのが良かったように思います。貴方様の書くものが見たいので、どちらでも構いません。続編を楽しみにしています。物語風に進めていたのが無意識なのであれば、しっかり構成を練るともっと良くなるのではないかと思います。 (2021年8月14日 0時) (レス) id: c510c0ee56 (このIDを非表示/違反報告)
ちむちむ(プロフ) - はじめまして！！物語としての続編読みたいでーす！！ (2021年8月13日 19時) (レス) id: 21389ca6f5 (このIDを非表示/違反報告)
しお(プロフ) - 初めてコメントします。楽しく読ませて頂いています。物語としての続編楽しみにしています！ (2021年8月13日 10時) (レス) id: e9bb718a53 (このIDを非表示/違反報告)
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