日常編 カレコレ屋の新人は色彩を失っていた少女

日常の第一話中編　[オタ組とハロウィン] ページ5

雫視点

雫 「そうだ！皆にお菓子を配ろう。」

タカ「なんでだ？」

雫 「お菓子をあげた時の反応集はレアですよ。」

タカ「のった。」

タカ兄はサト兄とスズ兄以外にもカゲ兄、ヒサ姉、シディ兄、ボティスちゃんも集めてる。

この前見たら私のもあったよ。

私と同じだね！←

雫 「ちなみに、お菓子は私の奢り。」

タカ「そのお金は何処から出てるんだ？」

雫 「漫画の収入と最近はイラストの依頼も受けてるね。」

タカ「なんか凄いね。」

雫 「とりあえずお菓子買っていいくよ。」

タカ「だね。」

＿＿買い物中＿＿≪カット！！

雫 「へっへっへ、買ってやったぜ。」

手には複数のお菓子が入ってる袋。一つ一つまとめておいたのだ。

タカ「後は配ろうぜ。」

雫 「私配るからタカ兄撮影頼むで。」

タカ「おっけだ。」

タカ兄は撮影のセンスがあるというかなんというかね。凄いんだ(語彙力喪失)

雫 「てことでそれぞれ回りますか。」

＿サトウ宅＿

インターホンを押すと何故かサト兄以外にスズ兄だ出て来た。

サト「お！雫にタカハシか。」

雫 「あれ、なんでスズ兄もいるの？」

サト「ハロウィンだから遊んでた。」

へー、スズ兄と遊んで…あれ、タカ兄ってハブられてるのか？

ジーっとタカ兄を見ていれば

タカ「ハブられてるわけじゃねぇよ？」

と言われた。心を読んだのか！？

ついさっき誘われたらしいが撮影があるので断ったらしい。

雫 「あ、そうだ！はい、サト兄とスズ兄。」

持っていた袋を一つずつ渡す。

スズ「何だこれ。」

雫 「お菓子、今日ハロウィンでしょ。」

サト「おぉ！ありがとな！」

ニカッと笑いかけてくる。スズ兄も喜んでいるようだ。

タカ兄はただただ無言でそれを撮っている。

ナイスだタカ兄。

タカ「あ、俺達他も回んなきゃだからもう行くな。」

サト「おう！それじゃあな！！」

手を振ってドアを閉める。うん。いい画が撮れるね。

雫 「このまま全部回るかー！！」

タカ「だな。」

続く…

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