日常編 カレコレ屋の新人は色彩を失っていた少女

日常の第五話後編　[カゲ兄がアイドルと付き合ってるって話、信じる？] ページ27

雫視点

彼女とのデート、もといゲイザーとのデートをしてるんだけどさ、店の個室入っちゃって見えなくなりました。

確かにカゲ兄にはアイドルに見えてるんだから隠すのは普通なんだろうけど…

録画してるからこういうのも撮りたかったな。けど個室入っちゃったなら仕方ない。出てくるの待ってよう。

＿数十分後＿

あ、やっと出てきた。

ゲイザーとすることってそんなあるのかな？

まあいいや。バレないように隠れて…

よし、そのままついていこ。


それからひとしきり店を見回ってもう時間は夜になってしまった。

それにしても見えない何かに話かけてるカゲ兄面白かったな。

ん、カゲ兄が急に慌て始めた。どうしたんだ？顔も赤いし。

と思っているとカゲ兄がゲイザーへキスをしようとした。

あ〜、キスでもしたいって言われたんかな。

これは写真のが面白いかな。

一発パシャッとやると見慣れた水色の髪が見えた。

カゲ「えっ？ヒサ、メ…？」

ヒサ「…」

じーっとカゲ兄とゲイザーを見た後まるであの人とは知人でも何でもありませんと主張するようにスタスタ歩いて行ってしまった。

まあ、確かにあれは知ってる人だって思われたくないね。

カゲ「あ…、ごめん俺、君の事別に好きなわけじゃないと思う。だからこういう事は出来ない。」

と言ってゲイザーを突き放す。

いくらアイドルに見えてるといえ本命出てきたらそう言うよな。

ゲイ「ぎゃぁああああああ〜…」←ゲイザーの事

へー、ゲイザーってあんなふうに鳴くんだ。はじめて聴いたな。

カゲ「えっ！？ゲ、ゲイザー！？じゃあ今まで俺が見てたのって幻覚！？」

あ、やっと気づいた。

不思議と自然に口角が上がってくる。

カゲ「あの時も！！あの時も！！周りからはコイツとイチャイチャしてるように見えてたって事か〜！！」

雫 「ｗｗｗｗ(大爆笑)」

＿後日＆カレコレ屋＿

カゲ「ヒサメー！なんで言ってくれなかったんだ！！」

ヒサ「だって変な人と知り合いだと思われたくなかったし。」

カゲ「ヒデーよ！！」

雫 「ｗｗｗｗ(今回二度目の大爆笑)」

カゲ「なんで雫は笑うんだよ！」

雫 「さ、さあｗｗ知らな、お腹痛いｗｗ」

今日も笑いいっぱいのカレコレ屋だったのでした。

＿＿＿
今回は本家様の奴でした。

引用元

【アニメ】アイドルから電話番号を渡されて…→アイドルと恋愛という夢のような展開！？【漫画動画】
https://www.youtube.com/watch?v=9FmRjoAXX9Q

日常の第六話前編　[乙女ゲームの世界に転生して私は悪役だった話]→←日常の第五話中編　[カゲ兄がアイドルと付き合ってるって話、信じる？]

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