日常編 カレコレ屋の新人は色彩を失っていた少女

日常の第五話前編　[カゲ兄がアイドルと付き合ってるって話、信じる？] ページ25

＿近所のカフェ＿(雫視点)

カゲ「今俺な付き合ってる子がいるんだ。」

雫 「ぶふぅ！？ごっほごっほ。(お茶吹きだした)」

開始早々汚くてすみません。雫です。

今はカゲ兄から相談があると言われてカフェに来ています。

何だろうと思ってお茶飲んでたらこれですよ。

んーと、整理するからちょっと待ってね。

あの女の子怖いカゲ兄が、ヒサ姉が好きなカゲ兄が、ヒサ姉以外と付き合っていると。

あ、ちょっとわかんない。(思考停止)

雫 「カゲ兄、エイプリルフールならとっくに過ぎたよ？」

カゲ「嘘じゃないよ！？」

え、違うの？確かに季節だとほぼ真反対だからなぁ。(現在秋の終わり頃)

雫 「で、相談って何なのカゲ兄？」

付き合ってる子がいるってだけは相談にならないだろうし。

もしそれだけだったらただの惚気じゃん。帰るよ？私。

カゲ「それが…付き合ってる子がアイドルで…」

雫 「HAHAHA☆噓でしょ？」

カゲ「本当なんだって！」

この感じ本当なんだろうな。

でもアイドルって恋愛禁止の所とかあるからスキャンダルとかになったら嫌だな…

待てよ、カゲ兄の妄想説とかないかな？

雫 「カゲ兄！今度のその人に会わせてよ！」

カゲ「いいぜ！今度ライブに連れてってやる。ピンク色の長い髪に黄色の目で綺麗な人なんだ。」

雫 「へぇ。」

どんな人なのかなぁ…

続く…

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