コイツにハ一レム不ラグが立ったんだが？【全力回避不ラグちゃん！】

第二十話：犬か ページ22

ハ一レム不ラグ視点

ぬわー！やっと仮想世界に行ける。少し天界は息苦しいからね。

モ男「あっ！ハーレム不ラグくん！」

俺に気付いて一目散に飛んでくる。

最近色々あったせいか一瞬尻尾のようなものが見えた。

疲れてるな。

モ男「またどっか行ってたよね？俺寂しかったんだよ〜？」

ハレ「犬かよ。」

飼い主が帰って来た犬の反応だろそれ。

餌欲しいのか？お？

モ男「犬って失礼じゃない？」

ハレ「ん？なんだ撫でて欲しいのか？餌が欲しいのか？」

モ男「違うよ！？餌って何？俺犬じゃないよ！？話聞いてる！？」

ちなみに俺は犬派ね。どっちも好きだけど。

ハレ「よしよーし。」

モ男「ねえ？！なんで撫でてるの！？犬じゃないってば！！ねえ！？」

＿数分後＿

モ男「やっと離れた。」

ハレ「近寄って来たのが悪い。」

勘違いしないで欲しいけどモブ男だと分かっててやったからな。ネタだからな。ツンデレとかじゃないぞ。

モ男「そうだ！ハーレム不ラグくん。今日服買いに行こうと思うんだけど付き合ってくれない？」

ハレ「え、あうん。」

この世界線でも服買ってないのか。

次からは買っててくれてるとありがたいな。

ただ今回は自分から行きたがるのな。意外だ。

モ男「それじゃ、早速行こうか。」

ハレ「うえ、あ、ちょっと、歩けって。」

グイッと手を引かれる。

リードを引っ張る犬か。……駄目だ、犬ネタ多すぎる。


んふふ、今日も楽しいな。

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