第十四話 《八人以上のコトリバコを作った話》 ページ46
キリ「ちなみに入れる子供の量と年で呪いの強さがかわってくるのでお好みで調整してください！」
調味料かなんかなのか。
ハク「なんかさっきから料理番組みたいになってないっすか？」
零 「確かに。」
キリ「一人から順にイッポウ、ニホウ、サンポウ…八人目にハッカイといいます。」
ハク「八人以上はなぜか禁止されてるみたいっすね。」
キリ「今日は九人入れていきたいと思いますぅ！！」
ハク「人の話聞いてました？禁止されてるっていったすよね！？」
キリ「けど絶対こっちの方がエキサイティングゥだと思わないか！？」
ハク「はぁ…もう好きにしてくださいっす。」
キリ「ちなみに入れる子供の部位も年齢によって異なります。生まれたばかりの子供の場合はへその緒、七才以下の子供の場合ははらわたの血、十歳以下の子は人差し指の第一関節を入れましょう！最後に箱をしっかり閉めたら…コトリバコの出来上がり！！」
なんか…うん…
零 「禍々しいね。」
タブ「ギャパパ！どんな効果が出るのか楽しみだぜぇ！！」
キリ「よし、それではさっそくリア充サークルにコトリバコを渡しにいくいくぅ〜！」
＿リア充サークルドア前＿
キリ「すみませ〜〜ん！」
ガラッ(ドア開けた音)
リア「何か用？」
キリ「あ、ぇ〜〜、ぁ〜〜ハックお前から言え！！」
あれれ？
ハク「な、なんで俺からなんすか！！タブーさん行ってくださいよ。」
あれれれ？
タブ「ギャパパ！先輩に指図してんじゃねーぞ！！」
もしかして皆さん陰キャなのか？！
紅 (お前もだろ。)
ぐっ…ぐうの音もでない。
紅 (出てるじゃん。)
ノーコメントで。
キリ「じゃあ零が言えよ！！」
零 「オカケ二ナッタ方は現在、声ノ届カナイ所二イマス。」
ハク「それ言ってる時点で聞こえてるっすよね。」
あわあわしていると出て来た女の人が口を開いた。
リア「え、キモ。用ないなら帰ってくんない？」
キリ「ああ、まって！」
慌ててキリンさんが引き留める。
よくやった！
キリ「ありますぅ！これよかったらどうぞ！！」
リア「なにこれ？」
キリ「なにって、箱ですぅ…」
ヒュンっとその箱を投げる。
リア「これもらって誰が喜ぶわけ？」
ガラッとドアが閉められる。
あーうん。
ハク「…作ったはいいけど受け取ってもらえなきゃ意味ないっすね。」
キリ「とほほ…」
続く…
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» コメントありがとうございます！！はい！関わりを持たせたくてepisod2まで待ってた人ですww (2020年9月27日 8時) (
レス) id: ebb6d95e32 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - 零の過去編楽しみにしてます！ハックの過去編に関わりがあるんですね…… (2020年9月27日 8時) (レス) id: aeb8e19062 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 死んでませんから死なないで下さい；；！！ (2020年8月25日 20時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - ミリアさん» わぁ。天使が見える。死んだのかな？ (2020年8月24日 21時) (レス) id: aac3056180 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 良いですよ。うちの子、貰っても良いですし、使っても良いですよ。香純「よろしくお願いします。（天使みたいで優しい笑顔）」 (2020年8月22日 22時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2020年8月8日 22時
