第十四話 《八人以上のコトリバコを作った話》 ページ43
＿部室にて＿(零視点)
ここはとある大学のオカルト研究会、秘密結社ヤルミナ……ふぅ…
零 「うるせぇぇぇ！！！」
キリ「もうやってらんないよお！！」
俺が喋るとキリンさんも続けて喋る。
いや、叫ぶが正しいかな。
うん紹介する気も失せたよ。
紅 (ご丁寧に途中までどーもな。)
大丈夫、途中だけどオカルト研究会って所は伝えたから。
紅 (そこだけなのか。)
ハク「急に大きい声出さないでくださいよ。後、零はキャラが崩壊してるっすよ。何があったんすか？」
キリ「隣のリア充サークルの連中が騒がしいんだよ！！これじゃヘッドホン付けなきゃA〇鑑賞できないじゃないか！！」
ハク「いや、まず部室でA〇見るのやめてほしいっす。」
適格なツッコみだな。
キリ「俺はもっと開放的にA〇を楽しみたいぃ！！もっと自由になりたいぃ！！」
紅 (家帰れや。)
零 「家帰れや。と紅が申しております。」
キリ「…だからそのためにとある作戦を考えた！！」
おぉ。ガンスルー。
タブ「ギャパパ！キリン。荷物が届いてるぜぇ？」
ダダダダっと走ってくるタブーさん。
いや速いな。シュンッて音したよ。
タブ「随分大きな荷物だな！何注文したんだよ。」
キリ「何をたのんだかってえ！？ではさっそくお見せしよう！！」
雑に開けた段ボールから梱包材を取り出す。
うわぁ…梱包材が床に散らかってる…後で片付けないと…
キリ「じゃじゃ〜ん！！」
出されたのは寄木細工。じゃじゃ〜んって言うほどの何かがあるのかな。楽しみ。
ハク「寄木細工？どうしてまたこんな物を？」
キリ「これはただの寄木細工じゃあない…。これは『コトリバコ』なのだ！」
タブ「ギャパパ？コトリバコ？」
零 「小鳥箱？」
俺、可愛い系のオカルトとか好きだよ。scpのくすぐりオバケとか。
ハク「零、そんな可愛い感じのじゃないっすよ。呪いの道具の名称っす。」
零 「心を読まれた！？」
ハク「文字見れば分かるっすよ。」
零 「あ…あぁ。」
続く…
第十四話 《八人以上のコトリバコを作った話》→←第十三話後編 《先輩が死刑囚になった話》
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» コメントありがとうございます！！はい！関わりを持たせたくてepisod2まで待ってた人ですww (2020年9月27日 8時) (
レス) id: ebb6d95e32 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - 零の過去編楽しみにしてます！ハックの過去編に関わりがあるんですね…… (2020年9月27日 8時) (レス) id: aeb8e19062 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 死んでませんから死なないで下さい；；！！ (2020年8月25日 20時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - ミリアさん» わぁ。天使が見える。死んだのかな？ (2020年8月24日 21時) (レス) id: aac3056180 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 良いですよ。うちの子、貰っても良いですし、使っても良いですよ。香純「よろしくお願いします。（天使みたいで優しい笑顔）」 (2020年8月22日 22時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2020年8月8日 22時
