あめふり番外編 少女視点 ページ30
注意 完全な妄想です。
少女視点
ゆっくり近づいてくる蛙のパーカーを着た人と白いパーカーを着た人
ハク「そんなところ突っ立ってたら風邪引くっすよ。」
風邪を引いてしまう事くらいわかってる。でも
少女「大丈夫母さんが傘を持ってきてくれるから。」
零 「…」
ハク「待っててもお母さんは来ないっすよ。もうわかってるんすよね？」
それも、分かってるよ。でも信じたくないよ。きっとお母さんは傘をさしに来てくれる。そうだよね？
つい、下を向いてしまう。
ハク＆零「大事な人が傍からいなくなるのを受け入れられない気持ちは俺にもよく分かる(っす。)」
蛙パーカーの人がそっと自分の黄色の傘を差し出す。
少女「…！！」
びっくりした。だってこんな風にしてくれる人は始めてだから。
ハク「風邪引く前に早くお母さんのもとに言ってあげてくださいっす。」
しっかりとそれを受け取る。
零 「よっと。」
少女「！？」
白パーカーの人がいきなり脱ぎだした。
何してるんだろう？
零 「はい。そのまんまじゃ寒いでしょ？タオルはないけどどうぞ。さすがに男の人のは嫌かな？」
男の人という事に驚いたが嬉しかった。それもしっかり受け取る。
それを背中に羽織る。そのまだ少し残ってるぬくもり。かつての母のような温かさ。
ギュっとそれを手で握りながら
少女「ありがとう。」
そう言った。体が消えていく。母に会いに行けるのか。
心からの笑顔を向ける。二人とも嬉しそうだった。
消えた後白いパーカーの人の声が聞こえる。
零 「男のパーカーでごめんねー！」
少女「クスッ」
楽しい人たちだな。そう少女は思った。
＿＿＿＿
陽炎/蜃気楼「どうも陽炎/蜃気楼です。」
陽炎「書いてみたかったんです。あの少女視点。」
蜃気楼「念を押しとくが『妄想』だからな。こんな事考えてたらいいなっていう『妄・想』ですからね。」
陽炎「あの女の子結構好きなのよね。私自体あめふりの回好きだし。」
蜃気楼「少女に幸あれ。」
陽炎「という事で今回はここまで。」
陽炎/蜃気楼「それでは！(⋆^^⋆)/」
第十二話前編 《催眠術にかかった話》→←第十一話後編 《あめふりの話》
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» コメントありがとうございます！！はい！関わりを持たせたくてepisod2まで待ってた人ですww (2020年9月27日 8時) (
レス) id: ebb6d95e32 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - 零の過去編楽しみにしてます！ハックの過去編に関わりがあるんですね…… (2020年9月27日 8時) (レス) id: aeb8e19062 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 死んでませんから死なないで下さい；；！！ (2020年8月25日 20時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - ミリアさん» わぁ。天使が見える。死んだのかな？ (2020年8月24日 21時) (レス) id: aac3056180 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 良いですよ。うちの子、貰っても良いですし、使っても良いですよ。香純「よろしくお願いします。（天使みたいで優しい笑顔）」 (2020年8月22日 22時) (レス) id: e8a27bc902 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2020年8月8日 22時
