第二期二十二話 [りんご飴] ページ34
雫視点
カゲ「おっいいな。」
ヒサ「カゲも食べる？」
差し出したのは食べかけのりんご飴。
みるみる顔が真っ赤になっていくカゲ兄。いやわからないけど。少なくともこのりんご飴と同じ色なのはわかった。
カゲ「いいい、いやいいよ！！それヒサのだろ！」
凄く慌てている、なんでだろ？
ヒサ「えー、遠慮しなくていいのに。」
雫 「ボティスちゃんは？食べる？一口あげるよ。」
まだ口をつけてない奴だ。頭の方にそれを向ける。
パクッという効果音と共にいっきに軽くなるりんご飴。
嫌な予感がして戻してみると棒以外の飴とりんご部分が無くなっていた。
雫 「！？ボティスちゃん全部たべたな！！わざと！？」
ボテ「わざとじゃ。」
りんご飴を食べてなのか私のびっくりした顔を見て満足したのか凄く満足そうだ。
まだ一口も食べてないのに…
ヒサ「一口あげようか？」
雫 「女神…！！」
ありがとうヒサ姉！
シデ「ウム？喋ってる事と思ってることが反対になってるぞ。」
雫 「いっけね。」
そんな事やってる間にりんご飴を差し出すヒサ姉。
カプッと一口かじりつく。甘い飴と少し酸っぱいりんごの味が広がる。
予想以上においしいな。
カゲ兄がこっち見てた気がしたけど、気にしない、気にしない。
その時聞き覚えのある声が聞こえた。
サト「おーい！」
第二期二十三話 [お面の屋台]→←第二期二十一話 [夏祭り]
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - Dolphinさん» ありがとうございます！けど今も続いてますよぉ(*´▽｀*) (2021年1月23日 11時) (
レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
Dolphin - 最近読み始めたんですけど面白かったので続編を楽しみにしてます！ (2021年1月23日 10時) (レス) id: 9364273a7c (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - カゲチヨ大好きさん» ありがとうございます！！第三期まで行くとは思ってもいなかったです！！応援していただいて嬉しい限りです！！頑張ります！！ (2020年9月20日 15時) (レス) id: aac3056180 (このIDを非表示/違反報告)
カゲチヨ大好き - すみません。第３期ですね、 (2020年9月20日 11時) (レス) id: f63821bc92 (このIDを非表示/違反報告)
カゲチヨ大好き - 続編おめでとうございます！作者のペースでいいので、第３０期も頑張ってください！ (2020年9月20日 11時) (レス) id: f63821bc92 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2020年8月8日 21時
