第十八話：どうでもいい事 ページ17
雫視点
寝落ちしていたようだ。
幸いベッドの上、問題はない。
にしてもふかふかだなぁ…
あ、また眠く…
と、意識が再びぽーっとしてきた時、突然、後方からｶﾞﾁｬｯと音が鳴った。
ベッドから転げ落ちる。
『な、なんだ、玄関から…』
凄くびっくりした。
反射的にベッドから落ちてしまうほどには。
少し痛いが、まぁいいだろう。
全く、何をそんな驚くことがあるのだろう。
ヒサメさ…ヒサ姉しかいないのに。
ヒサ「ただいまー雫ちゃん！」
ほらね。
『あ、はーい、おかえりなさーい！』
ベッドから起き上がり、とてとてそちらへ向かう。
ヒサ「今日何もなかった？大丈夫だった？」
自分がつくなりそういうヒサ姉。
変に心配する必要はないと思うが…
『はい、何も…あ、でも……』
学校と漫画の事言わなきゃ、だよね…？
ちょっと、言いづらいけど…
ヒサ「ん？何かあったの？」
『あの…ですね＿＿』
＿＿＿＿＿
＿＿＿
＿
『と、いうわけでして…』
ヒサ「えぇ！？」
あぁ、驚いてる…やっぱり今からでもやめた方が…
うん、自分でも馬鹿みたいな事してるし、言ってるって思うし、別にそこまで残念ではｎ
ヒサ「凄いじゃん！！」
？？ほわっと？
『何が、でしょうか？』
頭が『意味不明』の四文字を訴え続ける。
本当に何を言ってるんだろうか。
ヒサ「いや、だって一人でそこまで考えて行動したんでしょ！？凄いことじゃない？」
『はぁ…？』
そうなのか？当たり前の事だと思うし、むしろ迷惑を掛けているような…
ヒサ「しかも、それって高校の勉強わかるってことだよね？」
『まぁ、はい。その位なら…』
研究所で教養がなんとかって理由で散々勉強はさせられたけども…
ヒサ「凄いじゃん！！」
キラキラした目でまたもや褒められる。
？？なんのことなんだろうか？
本当になんなんだろう。
と、ずっと「？」を浮かべていると
ヒサ「だからそんな顔しなくていいんだよ。」
『はへ？』
突然頬を両手で挟まれた。
この手のスキンシップには少し慣れてしまっている。
…ヒサ姉のみかもしれない。
ヒサ「ほら、笑っちゃえー！」
『え！？ちょっと、まっへ、まっ、あはははｗｗｗ』
くすぐられて少々大きな声で笑ってしまう。
何がしたいのだろうか。
…どうでもいいか。
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - ゆずまる@低浮上さん» おお！久しぶり！！読んでくれてうれしいよ(*´▽｀*)感想も細かくて本当にモチベ上がる！読んでくれたり反応くれたり諸々ありがとうね！！ (2021年9月12日 11時) (
レス) id: 1167ac42df (このIDを非表示/違反報告)
ゆずまる@低浮上(プロフ) - 久しぶり！やっと読めたぁぁもうめちゃ最高で夢中で読んでた！雫ちゃんもどんどん心開いていってカゲたちもみんな優しいしもう最高！！これから反応とか遅くなっちゃうけど絶対読むからね！！ (2021年9月12日 8時) (レス) id: 8273c2e352 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 星猫さん» 復習に関しては賛否両論ありますよね…雫ちゃんはお気に入りのオリキャラちゃんなので嬉しいです！！ありがとうございますm(__)m (2021年9月10日 20時) (レス) id: 1167ac42df (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 雫ちゃん可愛いです！私だったら、復讐しますね。 (2021年9月9日 20時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - ゆずまる@低浮上さん» リメイク前より人間不信になってるからね…(僕自身いつ頃になるかわからないというガバっぷり、早く開いてくれぇ…) (2021年7月5日 23時) (レス) id: c9ecb5a106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2021年6月7日 23時
