第二十八話 [未だ仮定の薄群青色] ページ31
NO視点
依頼「テッテレッテッテッテー！メモリー上映器具ー！」
某青い猫型ロボットの真似事をしながらカメラのようなものをバックから取り出した。
依頼「カコジェクターって知ってますか？記憶を映像として映すことができる異宙の生物なんですけど…その能力を元にカコジェクターより持ちやすく運びやすいこの道具を発明したんです！まぁ、需要性なくて売れませんでしたが。」
そう言った彼に苦笑いを返すカゲチヨ。
心身的なものだと仮定していたが、これで確定できる。
タカハシの話に嘘は感じられないし、嘘を吐くとも思えない。
ただ全員確証が欲しいだけだった。
依頼「雫ちゃんちょっと失礼するよ。」
雫 「え！あ、はい。」
声をかけられ思いっきり肩を跳ね上がらせる雫。
怪しい人レッテルはまだ剝がれてないのかと依頼人は内心涙を、ボティスは嘲笑する。
実際は人が怖いからなのだが、依頼人にはわからないらしい。
依頼「ここに手をおいて…」
雫 「はいはい。」
指示されたことを即座に行う雫。
危なそうなものではないのでただその様子を見守る三人と一匹。
もし悪いものならわかってるよな？とささやかな殺意らしきものも込めて。
まぁ依頼人は気づいていないようだったが。
依頼「えーと、ここをこうして…あ、記憶をなくした日にちは？」
カゲ「〇月〇日っす。」
依頼「ＯＫ。…よし！これで完了。」
部屋を暗くしてください、というのでシディが電気を消しヒサメがカーテンを閉める。
依頼「準備はいいですか？」
ヒサ「大丈夫です。」
カゲ「おけっす。」
シデ「ウヌ、だいじょぶだ。」
ボテ「さっさと流さんか。」
雫 「コクコク。(頷き)」
それぞれが返事をしたのを確認し再生する。四人は確証を求め、一匹は娯楽を求め視聴を開始した。
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - ゆずまるさん» 案外予定通りに進んでてこっちも記憶戻って安心してる(結構延びちゃったりするから)あ、全然大丈夫だよ！ゆずまるが好きな時に来ていいからね (2021年5月6日 0時) (
レス) id: c9ecb5a106 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずまる(プロフ) - 雫ちゃん記憶戻って良かったぁしばらく来れなくてごめんね (2021年5月5日 20時) (レス) id: f63821bc92 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 星猫さん» 僕は迷惑かけられた人の中でもかなり軽い方だったと思うので大丈夫です。それよりは他の方に誠意を見せてあげてください。 (2021年4月17日 10時) (レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 私の自業自得で貴方にも迷惑させて、誠に申し訳ありません。 (2021年4月17日 9時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 星猫さん» ちらっと星猫さんの事調べさせていただきました。かなり荒れてますね…もうこんなことは繰り返さないよう、気を付けましょうね。きちんと反省！これ大事ね (2021年4月17日 0時) (レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2020年12月28日 18時
