第三期十話 《あとちょっと》 ページ20
_部室_
零の家から作戦会議のため一端部室に戻った。
ハク「キリンさん、どうするんすか?零の事。」
キリ「どうするもこうするも今から考えるんだよ。」
当たり前だろという顔をして言う。
タブ「ギャパパ…零の居場所の手掛かりとかねぇのか?」
キリ「ないな(即答)」
零と一緒に遊びで出掛けたりとかそんな事ほとんどなかったから仕方がない。
零は自分の事をあまり話さない人だし、関わらせようとはしない系の人(?)だ。
休日はy〇utubeとか見てると聞いたことはあるが…それ以外の情報はやはりなかった。
ハク「そしたら虱潰ししかないっすよね。」
キリ「そうだな、ハックは俺等から離れると変な奴に目付けられそうだし、タブーか俺だけだと零に何かあった時すぐにいけないだろ?だから三人で行動だ!まず、この町から一軒一軒見てくぞ!」
ハク&タブ「はいっす!/おう!!」
まずというには少し大きい気がする規模だが二人にはどうでもいいようだ。
見つかるかもしれない、その可能性があるなら三人は何処へでも行くだろう。
ところで、零が自分の事を記憶からいつでも抹消できるようにしたらしいんだが、もうすぐ一時間立つらしい。
タイムリミットまで後___
_一方その頃_(零視点)
零 「うぅ…」
具合が悪い。苦しい。寒い。
紅 「あーあ、風邪ひいたな。」
紅の声が聞こえる。
ん?おかしいないつもの頭に響くような感じじゃなくて耳から鮮明に聞こえるんだが。
気のせい気のせい。
紅 「ほらおでこ貸せ。」
ピトッと手が当てられる。
零 「ちゅめたい…てか、にゃんでいんの?」
呂律が回らない。
てかあんまり喋りたくない。喋りにくいし。
紅 「あぁ、なんか霊体に慣れるっぽくてな、一時的に離れれるみたいだ。ん、やっぱりお前熱いぞ。横にはなれないから木にでも寄りかかって寝てな。」
零 「んー。」
面倒見良いんだよな、紅って。
…そろそろ、皆分からなくなるだろう。
紅がいるならそれでいい。けど、
欲を言うなら皆と居たい。
我儘でごめんなさい。
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陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» こちらこそ、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!楽しんでいただけたなら何よりです!あぁあ…オリキャラの方にまで嬉しいお言葉…本当にありがとうございます!また何処かの作品でー(*^^*)/ (2021年3月14日 0時) (レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - 完結おめでとうございます!遅くなって申し訳ないです...他作でも会いましょう!それでは!素晴らしい作品をありがとうございました!とっても楽しかったです!主さん!元気で!零!ヤルミナメンバーと仲良くな!それでは! (2021年3月13日 20時) (レス) id: 3661fca636 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» ただいま!!はいです!頑張ります(`・ω・´) (2021年2月16日 16時) (レス) id: 65a99cfd91 (このIDを非表示/違反報告)
無の人 - おかえりなさい!投稿ゆっくりでもいいので頑張って下さい(笑) (2021年2月15日 19時) (レス) id: 3661fca636 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - 無の人さん» あけおめです!ありがてえございます!頑張りますね(*´∀`*) (2021年1月2日 1時) (レス) id: c9ecb5a106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時:2020年12月27日 19時