2話 そして唐突に始まる質問大会 ページ5
書き忘れましたが何も書いてなければ夢主sideです
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『あのさ、こんな時に聞くことじゃないと思うけど一つ聞いてもいい？二人とも？』
「？」
「……何故僕達が急に居なくなったか、か？」
「！！」
『うん。あの後いくら探しても、二人が見つからなかったから。…その、言いたくないなら言わなくてもいいけどさ。』
ちなみに上から、私→銀ちゃん→龍→銀ちゃん→私だよ。
「それはね、私が二人をポートマフィアに連れて行ったからだよ。」
「「『！？！？』」」
は！？だ、太宰さぁん！？え！？なんで太宰さんまでいるの！？まさかこの人も死んできたのかな！？
「太宰さん……！？何故ここに！？」
ほら龍もびっくりしていらっしゃる。
「いやね？外に出て行くと言ったっきり戻ってこないし、銀ちゃんも戻ってこないから探してこいって織田作に言われちゃって。ところで二人ともその女の子とどういう関係なんだい？」
おいコラ待て待て織田作？今太宰さん織田作って言った？太宰さんだけじゃなくて織田作までいるの？
これで安吾さんと中也さんとジイドいたら黒の時代大集合じゃないですかい。
今更だけどここってヒロアカだよね？←
『貧民層にいた時の龍の友達その1、川端Aですよ。えーっと、太宰さん？』
「そうなんだ。あ、私は太宰、太宰治だ。よろしくねAちゃん。ところで貧民層の友達ということは、君も死んで来たのかな？」
『“も”ってことは太宰さんもですか？』
「うん。ちなみに私異能力者だよ。』
『………その情報って必要性ありますか？』
「あるよ。例えば君が異能力者かどうか知るため、とかね。異能力者じゃ無かったら「何それ？」とか、そういう反応するでしょ？」
は め ら れ た
『太宰さんってなんかすごいですね。』
「それほどでもないよ。私より賢い人なんてこの世にごまんといるだろうし。」
いないだろ。って突っ込みたい。
『って私が孤児院にいた間、龍達はマフィアにいたんだ…なんか一人だけ平和に生きてしまった感がハンパない…』
「拾われたのか？」
『あぁ、うん。でも色々と酷いとこだったよ。一人の男の子を院長含めたみんなで虐めてたし。挙げ句の果てには追い出したし。…あの時止めれなかったから凄く罪悪感あるんだよね……合わせる顔が無いよ……』
「！？……………へぇ？」
太宰さん気づいた？まあ問題ないけれども。
「なら、今からでも謝りに行かないかい？」
『…は？』
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作者名：如月 | 作成日時：2018年5月18日 20時
