第八話前編 [ひとりかくれんぼの話] ページ9
雫視点
依頼「フォッフォッフォ。このぬいぐるみでひとりかくれんぼをやっては頂けないでしょうか？」
シデ「ひとりかくれんぼ？なんだ？楽しそうだな！！」
雫 「永遠に終わらなそう。」
カゲ「怪談の類いだよ。」
ヒサ「エッ！？」
カゲ「でも、何でやってほしいんですか？」
依頼「やったらどうなるか知りたいんじゃ。」
カゲ「へー、わかりました。じゃあ引き受けま…」
ガシッ
ヒサ「(泣きそうな目)」
カゲ「…す。」
__数分後__
ヒサ「ねぇ、やめようよ」
シデ「なんでだ？楽しそうじゃないか」
ヒサ「ぜんっぜん！依頼主さんもなんか怪しいし」
ヒサ姉どうしたんだ？すごく…怖がってる？
カゲ「良い人そうだったろ？」
ヒサ「今時『じゃ』とか言う老人いる？」
カゲ「でも報酬凄い出してくれるぞ。」
ヒサ「そういう奴がホラー映画とかで最初にリタイアすんだよ。」
シデ「じゃあ俺達三人でやろうか？」
ヒサ「三人がやるんたら、やるけどさぁ。」
雫 「じゃあ、はじめましょうか。」
シデ「まず用意するものがあるんだな！」
カゲ「えーとっ、手足のあるぬいぐるみ、米、縫針、赤い糸、刃物、それから塩水だってさ。」
ヒサ「駄目！この時点でもう怖いじゃん！！」
カゲ「ほぼ日用品だろ。次はぬいぐるみの綿を全部抜き代わりに米を詰めるだって。」
シデ「なるほど。」
ヒサ「無理無理無理！！」
もしかして、ヒサ姉……
カゲ「次は自分の髪の毛を抜いてかけらを入れて縫う。」
シデ「ほう。」
ヒサ「いやあああああああああああ！！」
もしかしなくても、ヒサ姉怖いの苦手なんだ。
カゲ「あとは隠れる場所に塩水を用意しておく。」
シデ「これで準備は終わりか。(本家はおけに入れてましたがこの作品ではコップ)」
ヒサ「っうぐっ、うぐっ…」
シデ「まだ何も始まってないぞ。」
【始め】
カゲ「最初の鬼はカゲチヨだから(×3)」
シデ「それでぬいぐるみを風呂桶に入れるんだな。」
カゲ「家中の明かりを消してテレビをつける。それで鬼が目をつぶり十数える。」
__十秒後__
カゲ「見つけた、ごめんな。次はお前が鬼。よしっ！隠れっぞ！！」
……続く
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カゲチヨ大好き - 陽炎/蜃気楼さん» イエーイ( ≧∀≦)ノ楽しみにしてます！(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2020年8月7日 14時) (
レス) id: f63821bc92 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - カゲチヨ大好きさん» 今の所は二期（？）で本家様と同じ頃（ストーリー編第一章最終話）に出てくる予定です。勿論ボティス達とのお話も書いていく予定です。 (2020年8月6日 17時) (レス) id: aac3056180 (このIDを非表示/違反報告)
カゲチヨ大好き - 質問です。ボティスって、いつ出てきますか？もし出てくるなら、楽しみにしてます。 (2020年8月6日 14時) (レス) id: f63821bc92 (このIDを非表示/違反報告)
陽炎/蜃気楼(プロフ) - カゲチヨ大好きさん» 毎度ありがとうございます！やっぱりコメントは何でも届いたら嬉しいですね！本当にありがとうございました！頑張ります！ (2020年8月5日 18時) (レス) id: aac3056180 (このIDを非表示/違反報告)
カゲチヨ大好き - 今回も面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年8月5日 15時) (レス) id: f63821bc92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽炎/蜃気楼 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1210kagero1/
作成日時：2020年7月11日 9時
