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ユラ side
中学生フロイド「となりのデブ人魚が急に激やせして彼女が出来たんだってー。」
中学生ジェイド「かわりに、彼自慢のテノールが酷いしゃがれ声になったそうです。」
アズール「へぇ、そう。」
中学生ジェイド「別のクラスのボサボサのくせ毛に悩んでいた人魚もサラサラで綺麗な金髪になったとか。」
中学生フロイド「代わりに、早く泳ぐための大きな尾びれが無くなった。」
アズール「ふぅん、なるほど。」
中学生ジェイド「ねぇ、アズール。ぜんぶ君の仕業なんでしょう？」
アズール「………………僕の？なぜ？」
中学生ジェイド「そんな強大な魔法、能天気な魚たちには到底使えません。」
フロイド「タコちゃん、ずーっと魔法の勉強してたじゃん。」
なーんだ、すごい頑張ってるじゃん。なにがグズでノロマなタコ野郎だよ。自分で自分を思い込んでるだけじゃんか。
少し歩いていていると、見たことのある背中が見えた。
『そんなとこで何をやってるんですか？アズール先輩。』
アズール「…………………。」
『……………だんまりですか。』
アズール「……………なんで貴方がいるんです。」
『なんででしょうね〜。』
アズール「帰ってください。僕はここに残るので」
『いや、手ぶらで帰ったら怒られるんで。それに私、知りませんでした。貴方がとても努力家という事を。』
アズール「えっ……………？」
『今回のテストの結果、2年生で1位が二人いました。一人はリドル先輩。もう一人はアズール先輩でした。リドル先輩は当たり前か〜って思ってましたが、リドル先輩と同率のあなたを見てはじめは”凄い”って思っちゃいましたもん。』
あとこれも言っておかないと。
『それに、クロウリーからも聞きました。100年分のテストを分かりやすくノートにまとめてそれを契約にしてたんですよね？私には到底出来ませんよ。100年分なんて。』
アズール「……………ッ！」
『今の貴方をグズでノロマなタコ野郎って言う人は、この学園の中には誰もいないはずです。もう少し、息を抜いて過ごすのもいいんじゃないですか？』
アズール「……………はい。」
『さて、帰りますか。アズール先輩！』
私は手を差し出した。
アズール先輩は握り返した。
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鈴蘭(プロフ) - リクエストありがとうございます！ (2021年9月25日 15時) (
レス) id: bf2124772a (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 鈴蘭さん» ジェットとフロットの人魚姿と人の姿のイラストが見てみたいです！ (2021年9月24日 17時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - フジェットとフロットとジェイドとフロイドの絡みも見てみたいです! (2021年9月24日 9時) (レス) @page50 id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 良いですよ＼(^o^)／もっと意見が聞きたいのでお願いします！ (2021年9月24日 8時) (レス) id: bf2124772a (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 鈴蘭さん» またリクエストしてもいいですか、フロットがモストロラウジに食べに来るところが見てみたいです (2021年9月24日 7時) (レス) @page50 id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴蘭 | 作成日時：2021年3月31日 16時
