検索窓
今日:23 hit、昨日:0 hit、合計:7,129 hit

相応コラテラル! ページ16

ユウ side


モルトロ・ラウンジ VIPルーム

ユラがソファの真ん中に座り、僕とジャックはその後ろに立っている。

ジャック「なんだここ……ホントに学校内か?
でかい金庫があって…………銀行みてぇだ。」

ユラ『フフフッ。クロウリーも上手いこと使われたねぇ。それに…………。』

アズール「それで?僕に相談というのは?」

ユラ『単刀直入に言うが………イソギンチャクたちの解放を命じる。』

アズール「はっはっは、これはまた………突然横暴なことを仰いますね。僕と契約した生徒、225人の解放ですって?」

ジャック「225人!?」

「多すぎる。」

アズール「さて、ユラさん。
あなたは生徒たちの解放をしてほしいと言いますが、僕は彼らに不当な労働をさせているわけではありません。彼らは契約書の内容に同意し僕と"契約"を交わした。
"契約"は可哀想だとか、こんな感情的な理由で他人が口を挟めるものじゃないんですよ。
つまり、一昨日お越しください。………ということですよ。」

「どうする?ユラ?」

ユラ『う〜ん。あ!私も契約しちゃおっかな〜』

ジャック「!?おい。ユラ何考えてんだ!?」

アズール「ほう、僕と取引がしたいと?面白いことを仰る。」

フロイド「あはっ。ベルちゃん、度胸あるじゃん。」

アズール「……ふぅむ。あなたが僕と取引したいのは分かりましたが………しかし困りましたねぇ。確かユラさんとユウさんは魔力をお持ちでない。」

ユラ『おっと〜。魔力が必要なんですか?』

ジャック「は?ユラたちは………」

「ジャック。シーー。」

ジャック「??」

アズール「それだけ大きなものを望むのでしたら、相応の担保が必要です。」

ジャック「担保、だと?」

アズール「たとえば……ユラさんたちが管理しているオンボロ寮の使用権、とか。」

ジャック「!!テメェら、最初からそれが狙いで………」

バン!!!

グリム「その話、乗ったーーーーー!!!」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:ツイステ , 女主人公 , 最強
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鈴蘭(プロフ) - リクエストありがとうございます! (2021年9月25日 15時) (レス) id: bf2124772a (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 鈴蘭さん» ジェットとフロットの人魚姿と人の姿のイラストが見てみたいです! (2021年9月24日 17時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - フジェットとフロットとジェイドとフロイドの絡みも見てみたいです! (2021年9月24日 9時) (レス) @page50 id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 良いですよ\(^o^)/もっと意見が聞きたいのでお願いします! (2021年9月24日 8時) (レス) id: bf2124772a (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 鈴蘭さん» またリクエストしてもいいですか、フロットがモストロラウジに食べに来るところが見てみたいです (2021年9月24日 7時) (レス) @page50 id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鈴蘭 | 作成日時:2021年3月31日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。