My Dad!

dad.32 ページ33

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｢あれ？冷蔵庫空っぽじゃん｣



そう気づいたのは夕方。

ママはもちろん、パパも帰ってこない時間。


まだまだ帰ってこないけど

今日食べて帰るとかは聞いてないから家で食べるだろうし


別に私は1日2日食べなくても大丈夫だけど

食べてないとバレれば怒られるだろうし


まぁ、何って食料を買いに行かなければならない。


元々貯めれるものは貯める家だから

あんまり普段食料に困ることは無かったんだけど。


そりゃ毎日ご飯食べてれば無くなるよね。


外に出たくないからだにムチを打つように

財布とスマホを持って玄関の鍵を閉めた。



｢･･･どっか特売とかしてるかな｣



家から同じくらいの距離に3軒スーパーがある。

日によって特売するものは違うし

特売しない日だって意外とあるし。


色々と考えて買い物するんだけど。


最近何処にもいってなかったからどこがどうとか全然忘れた。


あーあ、適当に行こう。


とりあえず早く帰りたい一心で1番近いと思われるスーパーに向かう。


そうすると、タイミングよくパパからメッセージが来て

今日はハンバーグが食べたいな♡って。


はーとって。

いや、子供かって。


なんて思いながらもハンバーグを作るための材料をとりあえず買うのはさすがだと思う。

マッシュポテトのためのじゃがいもとかね。


さて、今日もパパのリクエストに応えていきます。





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