My Dad!

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･hiroomi tosaka･



俺の大切なもの。

仲間、歌、家族


これはまず欠かせない。


この中でどれがなんて決められないくらい。


俺の家族には、嫁と娘がいて

その娘今、俺の足の間で勉強中。


嫁はー、、今どこにいんだっけな。

海外のどっか。



｢パパ、ママいつ帰ってくる？｣


｢んー、、再来週？｣



よく覚えていない記憶を辿りながらそう言えばAさんｼﾞﾄｯとした目で見てくる。


今年で16歳。

花の高校生。


色白で二重の大きな目。

まつげは異様に長くて上を向いてて、ビューラーいらず。


少し彫りが深くて、鼻が高い。

髪の色素も薄い。


Aはクォーターになんのかな。多分。


俺の奥さんの桔梗がハーフ。


我が娘ながら大分の可愛さ。

そしてスタイルの良さは誰にも負けない───これは盛りすぎ───



｢パピー、これ分かんない。岩田ちゃん呼んで。｣


｢まずパパに頼ってよ。｣


｢やだよ。無駄な時間使って結局分かんないんだもん。｣



ここで何も言えない俺は、もう少し勉強しとけばと少し後悔。


もちろん、自覚症状があるくらい娘好きなので、電話するけど。


やっぱなんか癪だよね。


Aは、岩ちゃんと仲良くテレビ通話中。

岩ちゃんは、1人で酒飲んで録画してあったテレビ見てたらしい。


つまりちょっと暇だったってわけね。



｢うわ、分かったすごい。岩田ちゃん今でも現役だね。バイバイ。｣



適当に褒めて電話を切るあたりさすが俺の娘。


直人さんなんか騙されやすい。


できたできたと足の間で騒いでるA。


ハイハイと適当に流して茶色っぽい髪を編み込みして遊んでれば

やめろと怒られる俺。



｢ダメなの！ママのくせっ毛が遺伝してるから！

お風呂上がりくらい真っ直ぐでいさせて…！｣


｢ほいほい。｣



それでもここからどかないあたりAも俺大好きだな。




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