episode.8・Hiroomi.Tosaka ページ8
「健ちゃんまたなんかしたの?」
まるで今までもなにかしたことあるじゃん的なニュアンスで呆れて言えば
“俺が今まで何をしたと思ってんねん!”っていう思った通りのツッコミ。
まぁとりあえず行けば問題解決じゃない?っていう直己さんの言葉に素直に頷いて立ち上がる。
とりあえず、自分が起こした行動を振り返ってみるけど
忙しくていたずらなんてしてる暇なかったはず。
あえて言えば、前日飲みすぎて遅刻したっていうことだけだけど。
まさかそれ?
周りのメンバーも何をしたかと一生懸命考えてるけど、これといって思いつかないらしい。
どう考えてももぅHIROさんの所行ってから話聞くしかねぇじゃん。
思いつかないんだもん。1つは例外としても。
「臣なんかした?」
「…特に。酒飲みすぎたことしか覚えてねぇもん。」
「俺は、臣にバックハグしたってことと、この前タクシーから降りたことしか覚えてねぇ…」
この前タクシーから降りたこと?
それって、あの撮影の時?あの、俺が思うに美女を見つけた日?
「……それじゃね?」
だって、勝手にタクシー出て人目につくのに歩いてたし。
まぁ、少し軽率だけど撮影には間に合ったからいいかな。みたいな感じだったとけど
もしあそこで完全にバレて騒がれてたら大変だっただろうし、もうこれからはやめろって話?
俺と隆二の話を聞いてたメンバーも、納得。とでもいうような顔でこっちを見てる。
どっちみち怒られる系?
episode.9・Hiroomi.Tosaka→←episode.7・Hiroomi.Tosaka
455人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSoulBrothers」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Layla x他1人 | 作成日時:2017年9月3日 11時