episode.47・Hiroomi.Tosaka ページ49
「あ、金曜日、空きましたよ。」
思い出したかのようにマネージャーが俺に言ってきたのは楽屋に全員が珍しく揃ってた時。
そう、今言う?!みたいなタイミング。
もちろん騒ぎ出すよね。
1番手は隆二。どこいくのか気になりすぎて俺の二の腕掴んで揺らしてんだけど頭ガクガクいってるから。
「いてぇわ。ちょっとエスコート行くだけだって。」
俺の訳わかんねぇ回答に反応したのは直人さんで、“エスコートってなんだよ!ちょっとそこまでニュアンスでなんじゃそりゃ!”って叫んでる。
「分かった!またやな!Aさんやな!」
黙ってれば肯定。
ってことは分かってんだけど答えに困って黙ってれば思った通りそのままに捉えられて色んなところから手が飛んでくる。
その中で何気に1番強かったのは岩ちゃん。
超痛かったし。
「臣さん!ずるい!」
「早いもん勝ちだし。」
“俺金曜日オフだったのに”って嘆いてる。
これもしかしたらもしかすると立場逆転になってたかもしんねぇ感じ?
そんな事考えてたら、“まぁ俺金曜日Aさんと食事行きますけどね”って言葉。
「……は?」
慌てて岩ちゃんの方を見れば、俺に可愛く微笑んでる。
悪魔だ悪魔。
小悪魔とかそんな可愛いもんじゃねぇって。
episode.48・Hiroomi.Tosaka→←episode.46・Hiroomi.Tosaka
455人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSoulBrothers」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Layla x他1人 | 作成日時:2017年9月3日 11時