episode.45・Hiroomi.Tosaka ページ47
「どうやったんやデ・エ・ト」
朝一番の会話はこれ。
昨日駐車場にいすぎたのか、少し寝不足なまま控え室に入ればこれ。
健ちゃんがそんなこと言うから、ほら、犬が尻尾振ってる。
耳と鼻いいからダメなんだよな。なんて馬鹿みたいな皮肉思い浮かべながら
めっちゃ笑顔な健ちゃんから1番離れたところに座った。
「いやなんでやねん!話しかけたん俺やし!遠いわ!」
「じろう朝からうるせぇぞっ。でも、俺もその話聞きたいぞっ」
茶番っぽくヒョコッと出てきた直人さんが健ちゃんの肩に腕を置いて俺を見る。
マスクを取って、直人さんと健ちゃんを見る。
そして一言。“最高でした。”って。
“ニヤニヤしてんじゃねぇー!”って腕に1発直人さんに入れられたけど関係ない。
最高だったことに変わりない。
「なんすかなんすか!俺も入れてくださいよー」
聞こえてたはずなのに笑顔で俺の肩揉んでる岩ちゃんは確信犯。
まぁ、悪気のある笑顔じゃなくて、素直に誰とデエトしたのか知りたがってる感じ。
もちろん言うよね。
「Aさんとデートしたの。昨日。」
俺の発言に、肩に入れる力が強くなった岩ちゃん。
いや、痛いて。
「ずるいっすよ臣さん!なんで呼んでくれなかったんすかー」
「誰が呼ぶか。」
“うわぁ。今度俺も誘おう。”って言って自分のいた場所に戻ってった。
episode.46・Hiroomi.Tosaka→←episode.44・Hiroomi.Tosaka
455人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSoulBrothers」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Layla x他1人 | 作成日時:2017年9月3日 11時