episode.91・You ページ44
広臣のおかげ。
昔の私だったら取り乱してただろうな
あの頃は自分の招待がバレるなんて前代未聞だったし
彼が私の隣にいてくれてるだけで……
───────私は安心できる
広臣は仕事だから……そう言い聞かせても言うことを聞かない私を広臣は受け入れてくれて
離れたくなくて広臣のお腹に巻き付けた腕の力を強くすれば笑いながら撫でてくれて
───────すごく安心できて…
もうちょっとなんて言って
充分甘えてたら広臣もｷﾞｭｯてしてくれて
それから優しいキス落とされて行ってらっしゃいって……
それで広臣も行ってきますって言って私とバイバイして
───────この時危機感なんて無かった
いつもHIROさんが守ってくれてたから
最近は広臣が守ってくれてたから
ここは大丈夫だなんて勝手に思い込んでたのかもしれない
ピアノの上に乗せてた資料をかき集めて順番にして今日の記録書いて
1人でするこの作業はもぅ慣れてて静かな中ボールペンが滑る音だけが響いてた
そしたら、扉開いて……
色々考えてドアを見れば…立ってたのはblood
何も話さないで私の所まで足早に歩いてくるから、全身の毛がたってるような感覚になった
「何しに来たのっ」
ずっとなにか呟いてると思ったら
───────ｽｷ
ずっと呟いてるのはこれ
前にも言われたことある気がする
「わ、ったし……好きな人できたからっ…だから、答えられないのっ」
近づいてくるのに耐えられなくて
せっかくまとめた資料を散らかして立ち上がって距離をとる
bloodはさらに早く足を動かして
私は必死に逃げても恐怖で怯えた足は言うことを聞かない
呆気なく掴まれた二の腕とスグそこにあるbloodを見た
「なんで私なの…」
「お前が俺の横で歩いてれば俺は人気者。」
ほら、やっぱりそうだ
「私っ物じゃないっ」
今までほとんどしたことが無かった抵抗を見せればbloodはさらに怒って
掴んだ二の腕に入れる力を強めた
ｷﾞﾘｯと爪がくい込んでくるのがわかる
ｼﾞﾝｼﾞﾝする痛みに耐えるけど、ダメ。
───────怖い。
過去形じゃない現在進行形の怖いは鳥肌なんかじゃ収まらなくて
緊張しすぎた時みたいな吐き気が襲ってくる
そんな時でも二の腕の痛みはまして行って
それでも声が出なくて……
今考えられるのは広臣の事だけって時に
「おいっっ！！！」
愛する人の腕の中の温もりに触れることが出来た
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layla(プロフ) - aiさん» 本当にありがとうございます！せっかくコメントいただけたのに堅苦しくて申し訳ありません！Thanksからわざわざこんな昔の作品まで飛んでいただき本当にありがとうございます！ (2020年4月22日 3時) (
レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - また読み返して見つけた時はコメントしておきますね！ (2020年4月22日 3時) (レス) id: f640fa464a (このIDを非表示/違反報告)
layla(プロフ) - aiさん» 書きなおっていない所があったようで本当に申し訳ありません！この回にありますというのがありましたらお手数おかけしますが報告いただけたら嬉しいです！報告、またこの作品を読んで頂き本当にありがとうございます!これからもどちらの作品もぜひよろしくお願いします! (2020年4月22日 3時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
ai(プロフ) - ありがとうございます！ 今、�靴某覆鵑如▲灰瓮鵐藩鵑貌韻犬茲Δ糞�載があり、お手間をかけてすみません！ (2020年4月22日 3時) (レス) id: f640fa464a (このIDを非表示/違反報告)
layla(プロフ) - aiさん» コメントありがとうございます。すぐに改善のため動いたところ、その漢字は誤字もしくはR指定によるものだと思われます…。読み直し書き直させていただきます。奏人につきましては続編で改善することとその謝罪をさせていただいております。 (2020年4月22日 3時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Layla | 作成日時：2017年9月1日 20時
