episode.8・Hiroomi.Tosaka ページ8
「ねぇ、可愛いかな?美人さんかな??」
「えぇー!タイプだったらどうしよう」
「HIROさんが言ってたこと聞いてた?ダメだよ」
隆二と岩ちゃんが相変わらず盛り上がってると
直己さんが、サラッとちゃんとしたことを言った。
────皆で一斉に近寄らないこと
────ベタベタくっつかないこと
────急に近づきすぎないこと……
いや、、どんなトレーナーさんですか。
「だぁっ!」
「「何?!何臣!」」
「……悩みの種が増えた。もぅ嫌だ。今日厄日。帰りたい」
言いたい事がサラサラと出てくる
「臣抑えられなくなってるじゃん!wwはい、雑誌あげる。」
項垂れて俯いた顔の前に雑誌が滑り込んでくる
……しかもあのページが開かれたまんま
チラッと隆二の方を見ればこっちを見てニヤつきながら喉を鳴らしてる
確信犯め……
「でも、なんかHIROさん必死だったよね。どんな人なんだろ。」
「…HIROさんに言われた通りにしてトレーニングしてたら大丈夫なんじゃないすか?」
「せやな。トレーナーが戻ってきたら終わるし。
臣のモヤモヤ悩みの種もすぐ消えるんやない?」
「そぅ、、っすかね?」
俺も思ってた疑問をつぶいた直人さんに軽く返せば
健ちゃんも頷きながら俺のフォロー入れてくれた
曖昧な返事をして目線を下げればあのページが目に入る
……というか、なんでこんなにこの女に悩んでんだよ!
顔も見たことない女に悩む俺って何?!溜まってるの?
「隆二……今日呑むぞ。」
「え〜?臣からのお誘いは断るわけには行かないよね♡
どこにする?どこにする?」
「……直人さん達は?どうすか?」
オネェの隆二ちゃんはスルーして直人さんの顔を見て聞けば
俺明日早いからな〜今度また誘ってよ臣♡って返ってきて
他のメンバーも色んな理由で今日はパスらしい
「臣、、」
「何。笑」
不自然に名前を呼ぶから少し面白くて笑いながら隆二を見れば
目をキラキラさせながら口を開くところだった
「2人っきりね。」
「いや、誰だよ!ww」
オネェ隆二ちゃんにツッコミを入れてから頬をパシッと叩いて
自分に喝を入れる
よしっ、夜が早く来る様に。
仕事頑張ろ〜
「岡本さん次の仕事なんすか?」
「雑誌の取材入ってるだけっす!」
「俺は俺はー!」
岡本さんから仕事の内容聞いて
隆二も聞けば同じらしくて、今日は呑みまくると決めた!!
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Layla(プロフ) - さこさん» 初めまして!昨日たまたま見つけてくださってありがとうございます!笑ハマるなんて嬉しいお言葉ありがとうございます!更新、楽しみにしていてください! (2017年8月26日 20時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 初めまして。昨日たまたま見つけて、読み始めたらハマっちゃったみたいで、次が気になって仕方ありません(^^)更新楽しみにしてます(^^) (2017年8月26日 19時) (レス) id: 997490eaeb (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - あやさん» 面白いなんて嬉しいお言葉ありがとうございます!早く書きたいとは思うのですが書きたいことがあってパンクしそうです笑途中から亀更新になったりするかもしれませんが是非!楽しみにしていてください! (2017年8月26日 9時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いお話でした!!早く過去にあった事が知りたいです!!更新頑張ってください! (2017年8月26日 7時) (レス) id: 8b3bfead09 (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - 広那さん» 読んでいただきありがとうございます!面白く思っていただけて嬉しいです!進展が早すぎるだろうか?など、色々考えながら書かせていただいています!頑張るので、楽しみにしていてください! (2017年8月25日 22時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Layla x他1人 | 作成日時:2017年8月24日 3時