episode.41・Hiroomi.Tosaka ページ43
───────まさか嫉妬されてるとも知らず
家出酒片手に隆二と電話中
「それでそれで?今日はお泊まり?」
「わざわざ嫌味言うために連絡してきたのか?あ?」
「違う違う!臣手早いから」
「おいww」
「いいなー!俺も恋してぇー!」
「何。酒飲んでんの?w」
「いや、ガチのヤツで仕事中ww」
「隆二なら女とか捨てるほどいんだろ?ww」
「ちょっと!印象悪くなるじゃない!w」
「そりゃダメだわww」
「臣こそお酒?」
「そ。好きすぎておかしくなりそうだから」
「惚気はいいのよ惚気はww零星さんもかなり臣好きだよね〜」
「そぅなの?俺ばっかり好きな気ぃするけど」
「いやいや。指切った時のも嫉妬じゃん?
まぁ、ガラス割れたのは流石にわざとには見えなかったけどさ〜
零星さん自分の気持ちに鈍感なんじゃん?」
「しょーゆーこと?」
「しょーゆーこと♡……結構入ってる?」
「いや?まだ1本半」
「WASTED LOVEとか見られたら大変だね臣」
「ぜってぇ見られたくないし。俺のメンタル崩れ落ちるわ。誤解されたらいや」
「ハハハッ……あ、はーい!じゃあね臣!惚気はまた今度聞かせて!」
「ん。ありがと明日な」
「ばいば〜い!今日行くかも〜!」
「ん。。ん?え?」
聞き返した時には少し遅くて、隆二は通話を切ってた
……WASTED LOVE見てないよな?
心配すぎるんだけど
好きな人に好きじゃない人とのキス見られるのとか嫌すぎる……
とっさに電話しようとはしたものの
時刻AM.00:50
流石にまずいか…………いや、する!
ーpurururu
かけるとスグに出る零星
「零星?」
「うん。私。」
「…………なんかあった?」
テンションおかしくない?
声の調子も
「なんにも?」
「嘘。」
言ってんじゃん。全部受け止めるって
「……広臣のMV見たら…苦しくなった」
嫉妬?何俺に?可愛すぎ
「あんなの気にすんなって」
少しいじめようと思って相手役の人を嫌いじゃないみたいな言い方をすれば
ムッとする雰囲気が電話機を伝ってまで感じられる彼女
「……あの女の人の方が…美人」
いつもだったら、めんどくさい女だと片付けるのに
今はそれまでもが可愛くて仕方ない
「フハハッんなわけねーじゃん。あれは演出。俺はお前が好きなの」
「……分かってるけど…少し心配になっただけだし!」
「はいはいw」
「広臣、好き」
「俺も」
今日もまた少しにやけながら寝た
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Layla(プロフ) - さこさん» 初めまして!昨日たまたま見つけてくださってありがとうございます!笑ハマるなんて嬉しいお言葉ありがとうございます!更新、楽しみにしていてください! (2017年8月26日 20時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 初めまして。昨日たまたま見つけて、読み始めたらハマっちゃったみたいで、次が気になって仕方ありません(^^)更新楽しみにしてます(^^) (2017年8月26日 19時) (レス) id: 997490eaeb (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - あやさん» 面白いなんて嬉しいお言葉ありがとうございます!早く書きたいとは思うのですが書きたいことがあってパンクしそうです笑途中から亀更新になったりするかもしれませんが是非!楽しみにしていてください! (2017年8月26日 9時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いお話でした!!早く過去にあった事が知りたいです!!更新頑張ってください! (2017年8月26日 7時) (レス) id: 8b3bfead09 (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - 広那さん» 読んでいただきありがとうございます!面白く思っていただけて嬉しいです!進展が早すぎるだろうか?など、色々考えながら書かせていただいています!頑張るので、楽しみにしていてください! (2017年8月25日 22時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Layla x他1人 | 作成日時:2017年8月24日 3時