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episode.13・Hiroomi.Tosaka ページ14

暫くすれば他のメンバーのアップも終わって

俺は隆二に肩を借りながら中のトレーニングルームに向かう


中に入ったら零星さんがマットを敷いてくれて

俺はそこに待機らしい



「ちょっと待っててください。皆さんにメニューの報告してきます」

「あ、、分かりました。」



そんな会話してメンバーの所に向かう零星さん

……彼女こそなんでモデルにならないの?!

世の中疑問しかないな……


今から2人っきりか……めっちゃ嬉しいのにな〜!



「……話しずらいというか…」



俺の小さな呟きは誰かに聞かれるわけもなく空中を漂った


それから一分もしないうちに零星さんは戻ってきて



「……2日くらい経ってますね。冷やすもの持ってくるんで待っててください。」



なんで当てちゃったのかは聞かないとして

捲られた靴下の中は、俺の想像よりも腫れて……

捻挫ってこんなになるんだっけ?今度から気をつけよう…


零星さんに他の誰かより早く近付きたい。

そんな欲が俺の心をモンモンとする

それなのに、欲を押さえ込んで敬語で、自分から話しかけないで


───────人はそれを臆病と呼ぶのだろうか


俺自身こんな感情を持つ恋愛は初めてだし

確かに、この女めっちゃ好きみたいな恋はしたことあるけど

他の男に取られたくないとか、そこまで思わなかったし

……っていうか、多分俺の方が上だったんだろう、

俺から女を取ろうとするやつなんていなかったし

恋愛はいつも、俺より相手の方が俺を好きで、どっちかっていうとつまらなかった

だから、自分が先に好きになるなんて思ってなかったし


───────恋の難しさを知るなんて思ってなかった


……初めてって辛い…


1人でまた百面相にでもなってるんだろうな…と思ってたら



「すみません。持ってきました。足出してもらってもいいですか?」



俺の体を覆わない小さな影が出来て

零星さんが氷を持って話しかけてきた



「あ、はい。ありがとうございます。」



……せめて、敬語を離したい。



「……このまま安静にしてて下さいね。…10分くらいこのままで。

冷たくて痛くなってきたりしたらタオル分厚くしてください。

10分経ったら戻ってくるんで、それまで他の皆さん見ててください。」



そう言ってそそくさと戻っていく零星さん


戻ってくる。って言葉に頬が緩む


───────あぁ、重症だ。

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Layla(プロフ) - さこさん» 初めまして!昨日たまたま見つけてくださってありがとうございます!笑ハマるなんて嬉しいお言葉ありがとうございます!更新、楽しみにしていてください! (2017年8月26日 20時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 初めまして。昨日たまたま見つけて、読み始めたらハマっちゃったみたいで、次が気になって仕方ありません(^^)更新楽しみにしてます(^^) (2017年8月26日 19時) (レス) id: 997490eaeb (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - あやさん» 面白いなんて嬉しいお言葉ありがとうございます!早く書きたいとは思うのですが書きたいことがあってパンクしそうです笑途中から亀更新になったりするかもしれませんが是非!楽しみにしていてください! (2017年8月26日 9時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
あや - 凄く面白いお話でした!!早く過去にあった事が知りたいです!!更新頑張ってください! (2017年8月26日 7時) (レス) id: 8b3bfead09 (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - 広那さん» 読んでいただきありがとうございます!面白く思っていただけて嬉しいです!進展が早すぎるだろうか?など、色々考えながら書かせていただいています!頑張るので、楽しみにしていてください! (2017年8月25日 22時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Layla x他1人 | 作成日時:2017年8月24日 3時

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