Believe Ⅳ [登坂広臣] (ページ39)

今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:85,790 hit

episode.175・Hiroomi.Tosaka ページ39

俺の今日の仕事は終わり

帰りの車ん中で隆二と、俺の家に向かうために揺られる

「なんか欲しいもんとかあんの？」

「どうせならペアがいい。」

「だよね。言うと思った。」

ｱﾊﾊさすが俺でしょって、笑ってるから素直にさすが隆二って言えば

なになに素晴らしくすんなりってまた笑ってる

それから隆二がﾓｿﾞﾓｿﾞと動き出したと思ったら

隆二の鞄から取り出される大きい布団

「何持ち歩いてんだよ！」

「布団だよ。薄い掛け布団」

いや、なんかいつもよりでけぇなとは思ってたけど

流石に、布団入ってるとは思わないわ

「薄くてもでけぇよ」

「うん。だから、俺の体もすっぽり」

あったかいよ入る？なんて聞いてくるから即座に大丈夫って答えて

あ、あったまる。って繰り返し言ってる隆二を見る

「寒いから持ち歩いてんの？」

「それ以外にないじゃんw」

まぁ、確かにそうなんだけれども

「毎日持ち歩く気？」

「じゃないと凍死する」

「どうすんの雪降るとこでロケあったらw」

「え…そんなの考えてなかった。どうしよう。。

……もういっその事布団巻いたまま出演するとか？」

冗談なのか本気なのか分からないけど笑う

「隆二ファン今年の冬布団巻いて歩くなそれだと」

そう言えば、すげぇ俺の仲間じゃんなんつってるから２人で爆笑した