Believe Ⅳ [登坂広臣] (ページ38)

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episode.174・Hiroomi.Tosaka ページ38

楽屋に行く前にHIROさんの所

書けた手紙を渡してOKをもらって楽屋

「臣も今日午後からオフでしょ？」

「うん。」

「どっか行くの～？」

俺の適当な返事になにか気がついたのか

いーないーな行きたいな♡みたいな目で俺を見る隆二

「いや、別に零星の誕プレ買いに。」

「えー零星さん誕生日なの？いつ？」

「……もう今週か。」

「俺も行くー」

「いや、詰まんねぇだろw」

「今日は、家にいる気分じゃないから行く。」

ね？ね？いいでしょ？ね？みたいな目で見られたらもう断る理由もなし

しかも、俺一人で決めるのも不安だし

隆二に着いてきてもらう……違う。着いてこられることになった

まぁ、唯一無二の相方だし俺の相棒だし

別にこられて困るわけじゃない

零星ならなんでも似合いそうで色々と想像する

なにか繋がってるものが欲しいから

できれば同じものがいいし

なんだったとしても零星につけたら似合う絶対

もう確信が持てる

ダメだ。想像だけじゃ追いつかない

「じゃあ隆二仕事終わり次第一緒に行こう」

「うん～」

よし、仕事頑張ろ