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とりあえず、三代目大好き ページ43

side You




「直己さん誕生日おめでとう!

そして、私たち誕生日おめでとーーーっ!」



カチンッとなるグラス。


三代目の8周年。


パチパチと弾けるシャンパンを喉に流し込む。



「やっぱ、色々ありましたね。去年も言ったけど。」



毎年この日になると、今までを振り返る。

主に去年のことについてだけど、話込めばもっと前のことも。


この日は必ずメンバーでグラスを合わせる。


今、ここにいるのは、メンバーがいるからだと感謝する。



「私ね、実は最初絶対ここまでこれるって思ってなかったんですよ。

東京ドームとか、ツアーとか、夢でしかなくて、

まず、女ひとりな時点で問題アリアリで、ほんとに夢しか見てなかったです。」



一人ひとりが私を見てて、私もチラチラとみんなの目を見る。


誰も笑ったりなんかしない。

誰も罵ったりなんかしない。


私たちだけのこの空間。

こんな時間は、とても大切。



「EXILEがあっての私達で、EXILEや私たちがあっての後輩達。

でも、それでもヒットって大切で、ヒットって大変で。

夢だけじゃ進めないし、嫌な現実から目をそらしたりもできない。


オーディション受かってからすっごい辛い思いしたし

私の人生、三代目になってからが1番泣いたと思うんです。


だから、それでも、8周年を迎えてるのは、みんなのおかげだと思います。


このメンバーじゃなかったら考えられなかったし、叶えられなかったものが

きっとたくさんあると思います。


色々な経験をして、怪我したり、うまく声が出なかったり。

ただそれも自分の力になってて

でも、それを乗り越えられたのはこのメンバーだからで自分だけの力じゃない。


ほんとに、三代目には頭が上がんないです。

これからまた余裕で10周年超えれるように、頑張っていきましょー。」



珍しく真面目な話をした私。


でも今はそんなこと誰も突っ込まず相槌を打ってくれる。


隆二さんと健さんに関してはもう泣きそう。



「いやぁ、大変やったもんな。当時。」


「うん。Aには突っかかりずらかったね。とりあえずなんで女なの?って。」


「そう。EXILETRIBEなのに?ってね。」


「でも一緒にいたらよくわかったじゃん。男みたいだもんA。」


「酷い!」



そんな話しながら、私も涙腺崩壊寸前。

結局、一人一人の話してるうちに自分何いってんのかわかんないくらい号泣。


でも、このメンバーならこれからも頑張れると、改めて思えました。

終わり ログインすれば
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作品ジャンル:タレント
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Layla(プロフ) - 美紀さん» いぇいぇ、せっかく自分のお話を読んでくれている方ですから!ありがとうございます! (2018年6月7日 16時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんタメでいいよ美紀敬語とかいやだから (2018年6月7日 13時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
Layla(プロフ) - 美紀さん» 最高だなんて、そんなこと言ってもらえて光栄です!ありがとうございます! (2018年5月19日 14時) (レス) id: 1030294c19 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 三代目は臣君と岩ちゃんと今市君寄りのオールでGENEは涼太君と亜嵐君と玲於君寄りのオール担当ですこの小説最高です (2018年5月19日 9時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Layla | 作成日時:2018年5月17日 0時

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