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｢…そうだな。
あれが無かったらあんなに必死に思い出そうとしなかった。｣
｢はるか…！｣
彼女がそれを申し訳思うのをわかっているのにそう言った。
きっとわざとなんだろうことは分かるけれど少し驚いてしまう。
｢…あれがあっておかげで思い出せたんだ。｣
｢どうして…。｣
｢思い出して欲しくなかったの？｣
私のその質問に、小さく横に首を振る。
その仕草に、なんだかﾎｯとした。
少し素直に答えてくれたのか嬉しかった。
｢思い出して欲しくて仕方なかった。
でも…思い出さなくったっていいって…諦めて…｣
そこで止まった彼女の言葉。
Aの顔を見れば、その頬には涙が伝っていた。
声も出さずに泣くこの姿は前世と重なる。
でも、あんなに悲しそうな顔じゃない。
必死に涙を拭い、目をこするAの腕をｿｯとはるかが取った。
｢腫れるよ。もうあなたの赤い瞳なんて見せないで。｣
｢…優しくしないで。｣
きっと、本当に大切で凄い人なんだとうさぎたちも気づいたんだと思う、
黙って、心配そうに空気の流れを見てる。
｢無理さ。どうして優しくして欲しくないなんて…｣
｢嫌なのよっ…!｣
はるかの言葉に割り込んで少し大きな声で言った。
眉と眉の間にシワを作って
涙を零しながら…また、辛そうな表情。
｢優しくされるとっ…離れられない…
自分を制御出来なくなる…離れるのが辛くなる…
あんな思い…もうしたくない…っ｣
紛れもない、プリンセスの本当の気持ち。
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ラン(プロフ) - 華音さん» またまたコメントありがとうございます！誤字報告とてもありがたいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年12月1日 2時) (
レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - おはようございます。華音です^ - ^早速最新話85話を読ませて頂きました☆ヒロインやっと心からの仲間になれて良かったです♪♪それと一ヶ所だけ誤字がありましたので御報告しますね。うさぎとの会話終了後の文章にてはるかの名前が漢字に変換されておりました^^; (2019年11月30日 9時) (レス) id: 46eaabc27a (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - 華音さん！コメントありがとうございます！誤字脱字のご指摘ありがとうございます！少しずつ直していこうと思います！これからもよろしくお願いします！ (2019年10月27日 8時) (レス) id: 22cea8698f (このIDを非表示/違反報告)
ラン(プロフ) - amaryllisさん» おぉ！ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2019年10月26日 20時) (レス) id: 72cfa00c25 (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして華音(かおん)と申します。セーラームーン『愛』感情移入しながら楽しく全て一通り読ませて頂きました♪ただ誤字脱字や一文字抜けている部分が多く見られたので(^^;;見直してみて下さいね。では、これからも配信楽しみに待っております☆頑張って下さいませ。 (2019年9月22日 10時) (レス) id: 46eaabc27a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ran x他2人 | 作成日時：2018年10月20日 18時
