燃え盛る炎の中… ページ9
〜前回のあらすじ〜
フィーブル「貴様が手にしたはしたない金など要らん!今すぐだ…今すぐにAとヘルバを助けてこい。貴様一人でな…」
フィーブルはヘルバの母親に殺してほしくなければ命令に従うよう言った。
母「だ、だってこの人が苦しそうだったから…」
フィーブル「ヘルバとAはもっと苦しんでんだバカヤロー!」
しかし母親が救出したのはヘルバ、Aの息子ではなく、父親だった。
フィーブル「ヘルバとAは無事なんだろうか…」
そしてこの過去編ストーリーにも最後が近づいていた…喜んでn((殴(゜o゜(☆○=(-_- )゙
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フィーブル「次ヘルバとAを連れてこなければ貴様を生き埋めにしてやる。」
母「わ、わかってるわよ。」
そして焦りながら家の中へと入っていった母親。
しかし…
母「きゃぁぁぁぁぁ!!!!!」
フィーブル「な、なんだ!?」
魔導士「中から叫び声が!?」
フィーブル「くそっ!」
フィーブルはそのままゴウゴウとさっきより酷く増した炎の中へ入っていった。
フィーブル「なんだ!?ヘルバとAに何かあったのか!?」
フィーブルは母親を見つけ近づいた。
母「わ、私は…知らないの…ほんとに…私は何も…」
母親がそう言い怯えた目で見る方をヘルバも凝視した。
すると…火の中でかすかに見えた人の影。
そして横たわるヘルバらしき姿。
フィーブル「ヘルバ…ヘルバか!?」
そう言い酷く燃え盛る炎の中へ駆け寄るヘルバ。
するとそこには…
フィーブル「嘘…だろ…?お前が…A…なのか…?」
フィーブルが目の当たりにした光景は…
A「・・・」
苦しそうに横たわるヘルバと…目に光が全く無いAの姿があった。
フィーブル「ヘルバ!どうした!?大丈夫か!?しっかりしろ!!」
ヘルバ「フィーブル…何で来たんだよ…お前弱虫の癖に…」
そう言って苦笑いするヘルバに悲しさを感じたフィーブル。
フィーブル「何を笑ってるんだ!!今はそんなことを言ってる場合では…!」
ヘルバ「あぁそーだな…だから早く行け…出口塞がるぞ…」
フィーブル「お前を置いて行けるか!」
ヘルバ「俺を置いて行きなさい!」
フィーブル「お前を置いて行きたくない!」
ヘルバ「俺を置いて行きたくなれ!」
フィーブル「無理言うな!!」
ヘルバ「とにかく…早くここから…」
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レオ(プロフ) - アイスクリームさん» はい!承りました! (2015年7月22日 18時) (レス) id: 5ae5b28898 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリーム - 出来れば年近くて主人公S級魔同士にしてほしいです (2015年7月22日 18時) (レス) id: eee2425852 (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - アイスクリームさん» うっす!かしこましやした!!ヽ( ・∀・)ノ (2015年7月22日 12時) (レス) id: 5ae5b28898 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリーム - 別で男主でウェンディとの恋愛物書いてほしいです (2015年7月21日 23時) (レス) id: eee2425852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョーカー | 作成日時:2015年6月4日 1時