最初で最後の決着 ページ12
〜前回のあらすじ〜
フィーブル「A…ようやく…会えたな…。」
フィーブルは涙を流し、Aにそう言った。
フィーブル「久しいな…A。覚えてるか?俺はお前の兄貴…」
ヘルバ「ヘルバ・アルベルスだ。我が弟よ。」
A「ヘル…バ…うそ…だろ…?お前は確か…」
そしてヘルバの魂が蘇り、Aとの再会を果たしたヘルバ。
ヘルバ「だから頼む…俺を…」
ヘルバ「殺せ…!!」
そう言い、ヘルバは笑顔で涙を流した。
そして…ようやく本当の最後の決着がつこうとしていた…
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A「なに言ってんだよ…そんなこと…できるわけねー…だろ…」
ヘルバ「でもそうしないと…怒っているフィーブルも苦しむだけなんだ…頼む…フィーブルのためにも…俺のためにも…俺を殺してくれ…」
A「俺にはできねぇよ!!!」
ヘルバ「お前が殺らなきゃ誰がこの世界を救うんだよ!!!それに!!元はお前が起こした事だろが!!!テメーのケツはテメーで拭え!!!」
A「だからって…そんなこと…!!」
ヘルバ「お前の絆は…軽いな…」
その言葉を聞いた瞬間、Aはギルドの皆の顔を思いだし俯いた。
それでもヘルバは追い込むように続けた。
ヘルバ「仲間…居るんだろ?ちゃんと大事にしろよ…」
A「ごめん…みんな…!!」
Aはそう言うと、魔力を高まらせた。
そして光がAを包み、光が無くなると以前とはどこか違うAの姿があった。
右腕は赤いドラゴンの腕と化し、ナツのドラゴンフォースみたく、鱗があった。
そして何より、今まで無かった傷が目にあった。
そしてAは叫びながらヘルバの方へと走った。
A「うあ″ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
そしてドラゴンの手に炎を宿らせ、その手をヘルバの心臓へ突き刺した。
ヘルバ「・・・」
A「はぁ…はぁ…クソォッ!…」
幼い頃のように、泣き止まないAの頭をそっと撫でヘルバは言葉をかけた。
ヘルバ「よく…やった……あぁ…そうだ…あの村へ…行け…今のお前なら…きっと…探し物が…見つかるだろう…A…とどめを…させ…」
そして…
ドサッ
Aはヘルバにとどめをさし、ヘルバはその場へ倒れた。
A「ごめん…ごめんあにぎ…グズッ」
Aは溢れんばかりの涙をこぼした。
そしてAは記憶をなくしたかのようにフラフラと歩き、誰かとぶつかったのだった。
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レオ(プロフ) - アイスクリームさん» はい!承りました! (2015年7月22日 18時) (レス) id: 5ae5b28898 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリーム - 出来れば年近くて主人公S級魔同士にしてほしいです (2015年7月22日 18時) (レス) id: eee2425852 (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - アイスクリームさん» うっす!かしこましやした!!ヽ( ・∀・)ノ (2015年7月22日 12時) (レス) id: 5ae5b28898 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリーム - 別で男主でウェンディとの恋愛物書いてほしいです (2015年7月21日 23時) (レス) id: eee2425852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョーカー | 作成日時:2015年6月4日 1時