家族 ページ1
〜前回のあらすじ〜
ヘルバ「お前は弱虫で優しい奴だからフィーブル。俺はヘルバ!ヘルバ・アルベルス。よろしくな!フィーブル!!」
ヘルバは悪魔、フィーブルの本性が弱虫と見抜き名前をつけた。
フィーブル「あぁ…よろしくしてやる!ヘルバ。改めて…我の名はフィーブル!!よろしくな、良き人間…!!」
そしてフィーブルもたった一人の理解者、ヘルバに心を開き始めていた。
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ヘルバ「ところでお前…悪魔なの?」
フィーブル「あぁ…怖いか?」
正直ヘルバが我を悪魔だと知ると怖がり逃げていくと思っていた。
実際こんな事はよくある。
しかし…
ヘルバ「は?怖い?何で?お前いい奴じゃん!怖がる必要なんて無いじゃん。」
我は肝を抜かれた。
ヘルバは見た目がこんな俺でも怖くないと言ってくれた。
『大切なのは中身』だと。
フィーブル「そうか。お前は良い肝っ玉をしている。」
ヘルバ「だろ?笑」
フィーブル「あぁ。」
ヘルバ「・・・なぁ…」
だが一瞬にしてヘルバの顔が暗くなった。
このとき我は何か悪いことでも言ってしまつまたのかと思った。
ヘルバ「お前…母さんと父さんとか兄弟いるか?」
フィーブル「悪魔に家族はない。だが偽の家族はある。上下関係をつくるしょうもない家族がな。」
ヘルバ「そうか。俺はさ、両親と弟が居んだ。両親はろくでなしだけど…弟は優して愛嬌があって…とにかくいい奴なんだ。」
フィーブル「そうか。両親は何故ろくでなしなんだ?」
ヘルバ「ハハッ!話したら長くなるからまた今度な!あ…俺そろそろ帰らないと。またな!フィーブル!」
フィーブル「何か用事でもあるのか?」
ヘルバ「まぁな。いつもこれくらいには帰っとかないと…」
ヘルバ「((ボソ…Aが危ない…」
フィーブル「?」
ヘルバ「え、いや、何でもない!!じゃぁな!また明日ここに来いよ!俺いつもここ居るし。」
そう言って我とヘルバは別れた。
だが…
フィーブル「A…?危ない…?」
その時聞こえたのは…
空耳などではなかった…
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レオ(プロフ) - アイスクリームさん» はい!承りました! (2015年7月22日 18時) (レス) id: 5ae5b28898 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリーム - 出来れば年近くて主人公S級魔同士にしてほしいです (2015年7月22日 18時) (レス) id: eee2425852 (このIDを非表示/違反報告)
レオ(プロフ) - アイスクリームさん» うっす!かしこましやした!!ヽ( ・∀・)ノ (2015年7月22日 12時) (レス) id: 5ae5b28898 (このIDを非表示/違反報告)
アイスクリーム - 別で男主でウェンディとの恋愛物書いてほしいです (2015年7月21日 23時) (レス) id: eee2425852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ジョーカー | 作成日時:2015年6月4日 1時