あの人のためなら。 (ページ3)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:10,500 hit

3話ページ3

横尾side

好きな奴か〜…もう好きでは表せない程大切な｢女の子｣はいるんだよね

この間会ったあの子

〜回想〜

｢っ…いってぇ…｣

あー、油断しちゃったな…まさか後ろに誰かいたとはね…

｢…おい、大丈夫か？｣

｢…え？｣

うわ、やべ、普通の人に見られた

早く誤魔化して逃げなきゃ

｢あー、大丈夫です！｣

｢…大丈夫じゃない。それ、指し傷だろ｣

!?

何故指し傷だとわかったんだ…

そんなに分かりやすいのかな、これ

｢…見せてみろ。｣

｢え？っうわ！！痛！？｣

押し倒され腹の部分の服を上にめくられた

いや、かなりいてぇ？！

｢当たり前だろ(真顔)

…それにしても深いな…治すからじっとしてろ｣

…治す？

どうやって？

｢ねぇ、どうやってなお…え？｣

女の子が傷口に手を当て目をつぶった瞬間、銀色の光がその子の手から溢れた

傷口が暖かい…

｢…よし治った｣

そう言われ傷口を見てみると…

｢！！傷が消えてる！？え、どうやって、えええ？！｣

どうなってるんだ？！

｢…お前、面白い…気に入った(ニコ

ここ、僕の住所。

お前ならいつでも来い｣

そう言ってその子はいなくなった

カサッ…

｢A、か…｣

これが、彼女との出会い。

その後もちょくちょくと会って、話した

そして、あかりが俺の大切な人となった

幸せです(