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Thirty One ページ33

そのあと、家に帰った私達はお風呂に入ることにした。



「おれ、先入るから。覗かないでね。」


「誰が覗くのよ、ばか。」





そんなくだらないやり取りして、またリビングで1人テレビを見る。


特に気になる番組もないから、つけて流してるだけ。




ぴこん。



LINEの通知が鳴って、携帯を見る。

私のじゃない。


なら、そらる?



すこしだけ…、と思って画面を覗かせてもらう。






その画面には、「有花」


やっぱり。ってとこかしら。




ぴこん



通知を知らせる音がもう一度鳴る。


今度はそらるのじゃないから、私のね。





LINEを開いて「0630」と打ち込む。

なんだかんだ20件くらい溜まってる通知を見てため息をついた。


確認が面倒ね、



よし1番上から返そう。





まふまふ今日楽しかったです!!!!また遊んでください!!!!


うんうん、楽しかったよ、ありがとね。

また遊びたい。



りぶどうなの

べつに!!?


おっと気づいたら手が





んー、あとは返さなくていいかな。


未読スルーってやつ?




ぴこん

あら、返信かしら。



「あ、」






らいる心配だから、たまに。僕にも会いに来て。



この短いLINEを見て、何故か視界が滲んだ。





「はな、風呂空いたよ。」

「普通レディファーストよ。ふん、...行ってくる。」



「おーう、」

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作者名:美音-ミオン- | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月11日 19時

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