【歌い手】SouだけにSou快。

爽快に１５ ページ20

「もう６時だね〜。」

「本当だ、明るいねぇ」
「だんだん夏だよな〜。」

3人で空を見上げて歩く帰り道。


いつもは基本1人で帰るこの道も、3人でいたら楽しくて。

「うわ、坂だ坂。部活帰りの足にはキツイ」


悲鳴をあげながら一番大きな坂を登りきって、街の風景を眺めた。


「普段気になんてしなかったけど、こう見るとこの町も綺麗だね。」
「そうだね、夕日が丁度沈んでる感じがすきw」

爽と2人で話してると、めいちゃんが写真を撮ってきて。
にやっと笑っためいちゃんは坂を駆け下りていく。


はっとした時にはもう下の方にいて。

慌てて爽と追い掛けていった。


…追いつけるとは思ってないんだけど！！！！




追いついた時にはめいちゃんの息は整っていて。

文句を言いながらもまた3人で笑いながら歩き出した。


「素足を晒して駆け出した少年少女の期待、あぁ ____ 」

私は何となく歌い出した。


原曲のPVはこんな綺麗な夕焼けだったな、何て思って。


「「目眩く議論はトートロジーに、あぁまた日が暮れてった 」」

爽もめいちゃんも上手くハモってくれて。


「よし！！！」

突然足を止めた私につられるように2人も足を止めた。


「コラボして曲あげよう！！！！」


そう言うと、2人は目を見開いて、それから満面の笑みを浮かべたんだ。




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んひぃあかん、めいふぁみの血が騒ぐwww
めいちゃんの出番多いかよwwwwww

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