14話 伊黒side ページ18
伊黒side
不「なァ、本当にアイツが人間を喰わねェと思うか?俺は思わねェ。」
冨「(俺は2年前にも同じような鬼に出会った。だから信じてみようと)思う。」
胡「思う?だから嫌われるんですよ冨岡さん。」
煉「俺たちの過去や未来まで知っているとはにわかに信じがたい!!人間を喰らわないということもだがな!!」
無「何て言う名前だっけ。あの鬼。」
甘「私は信じてみようと思うわ!!」
小「(甘露寺が言うなら信じるべきか…だがあの鬼の言っていることが嘘だとして、甘露寺が襲われたりしたら意味がない。)甘露寺が言うのも分かるが…証明できるまでは信じない。」
宇「派手に証明できねぇか?」
悲「南無…」
不「なら俺が証明してやるぜェ。今すぐ俺の屋敷に来い。ただし冨岡意外な!!」
冨「(心外!!!)」
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柱合会議が終わったあと冨岡を除いて不死川の屋敷にいった。
俺たちが行ったときまだ不死川は来ておらず、しばらくしてから1人の人間を連れてきた。
いやアイツは鬼か。
人間に化けているのだろう。
しかし何故瞳の色が左右で違う。
俺と同じじゃないか。
いや、俺があの鬼と同じなのか。
やはり俺は汚れた人間だな。
それから不死川は自分の腕を斬り、血を鬼の前に差し出した。
鬼は人間の姿から鬼の姿に変わり、不死川の血を見ながら必死に耐えていた。
が、結局本能に負けてしまったのだろう。不死川に飛びかかっていった。
ほらな、鬼なんてこんなものだ。人を喰わないなんてあり得ない。
皆がそう思っていただろう。
この時までは。
鬼が血鬼術を放った途端、不死川の血が止まり、傷が消えた。
そして鬼はあの不死川に平手打ちをかました。
そこからは怒号の嵐。
何故自分の体を大事にしないのか、そんなに希血を使いたいのなら他の方法もあるだろうと、不死川が鬼に説教をくらうはめになっていた。
そのうえ、さっきのは演技だと言う。
確かに涎が垂れていなかった。
俺たちはまんまと鬼の策略にはまったわけだ。
それからは不死川も納得したようで、鬼が甘味を出してきたため、急に宴が始まった。
鬼は俺たちの好物を全部作ってきた。
とろろ昆布もあったが勿論食べなかった。
皆でわいわい宴をしていたが、甘露寺が“綺麗”という言葉を出した途端急に鬼の様子がおかしくなった。
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金平糖 - とても面白いです!天国のお友達にも届くといいですね。 (2021年10月1日 18時) (レス) @page24 id: f3f7dadf62 (このIDを非表示/違反報告)
絢 - このお話好きです!続きも楽しみにしてます!これからも頑張って下さい! (2020年8月11日 15時) (レス) id: 710743c9e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれっと(プロフ) - コットンキャンディーさん» コメントありがとうございます!!!!ただいまです!!!!これからも頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!!!! (2020年6月30日 21時) (レス) id: d9c3e649f3 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - おかえりなさい!!これからも応援してます! (2020年6月29日 22時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれっと(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» ただいまです!!!!これからも更新頑張ります!! (2020年6月29日 17時) (レス) id: d9c3e649f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちょこれっと | 作成日時:2020年5月23日 8時