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放課後、





みんなが帰った教室で莉菜と二人。









莉『珍しいね?
Aが二人で話そうなんて』






「そうだね」









いつも二人でいるのに、
改まって話そうっていうのは初めて。









「あのね、」







気の強めの莉菜だから、少し言い出しにくい。









「私、莉菜ともう一緒に居れない」









莉『え……?』









突然の私の言葉に、驚く莉奈。









「いきなり、ごめんね。」








莉『いや、あの、うん…
私と居るの嫌だったの?ずっと』








「うん……」









今さら、言い出した後から言い訳なんてできない。









莉『そう。
Aってやっぱり掴みにくいね』







「え…?」









さっきまで、莉奈がポカーンとしていたのに。









莉『友達になった時から、
一人で何考えてるかわかんない所あったし。
私が拓弥くんと話してる時も、様子伺いながらで、二人でなかなか話せなかったし。』









やっぱ、拓弥のこと好きなんだ…









莉『ま、これから拓弥くんと話せるから。
いいよ、友達やめよ。』









こんなに、あっさりも終わるなんて…









莉『じゃ』









やっぱり、私の苦手な友達は苦手なままで。









拓弥も友達も。









一気に失った気分。

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(プロフ) - 続きが気になります! (2018年1月30日 21時) (レス) id: c2d7deb70f (このIDを非表示/違反報告)
すずな - 続き楽しみにしてます! (2016年8月27日 15時) (レス) id: 4292381178 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ガリガリヤンキー | 作成日時:2016年7月25日 13時

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